私の日常。

ひろは蜂が大嫌い。

その原因は、３年前、ひろが２歳になったばかりであきが生まれる前のことだ。



あれは私があきを妊娠７，８ヶ月くらいだろうか。

ちょうどこの時期だった。


そのころ、ひろは外に出たがるようになったころで、私やまころんの目を盗んで外に出て行ったときの事。


私は部屋の掃除をしていて、ひろが外に出たことが分からなかった。


突然、ひろが泣いて玄関から家に入ってきた。

「痛いよお～、痛いよお～～～～～～。」


何が起こったのか、さっぱりわからなかった。

ひろはしきりに指と耳をいじっている。

「どうしたの？転んだの？」

と聞くと、ひろは言った。

「はちにささまれたー、はちにささまれたー。」


・・・・・・・・？

・・・・・・・・・・・・！！！


蜂にさされたのかーーーーーー！！！！！

「蜂に刺されたの？どこ痛いの？」

「ここ！！」


ようく見ると、先ほどから気にしていた指と耳が少しはれていた。


私とまころんは、顔を見合わせて思わず笑ってしまった。
ひろからすれば、笑い事ではないだろう。


とりあえず、病院へ連れて行ったが、なんともないとのこと。





それ以来、ひろは蜂が大嫌いなのだ！

今でもしっかり覚えていて、「蜂にどこささまれたの？」と聞くと、「ここと、ここ！！」

しっかりさされた場所を指差しする。




今日のひろは、お外で自転車に乗る練習をしていた。

お昼に家に戻ってきて、そのあと私が昼寝をしたかったので、ひろに、

「これから何するの？」

と聞くと、

「はちがおそとにいるときはおうちにいるの！はちがいなくなったらじてんしゃのれんしゅうする！！」


そんなに蜂が嫌いなのか・・・・息子よ・・・・・・・。