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カテゴリ:だんな様のこと
先日、だんなが仕事の都合で
めずらしく車を置いて電車で出掛けて行った。 で、帰って来ただんなを駅まで迎えに行くことに。 助手席に乗り込むと、 「はい、おみやげ。なーんだこれ。」 とニコニコ顔のだんな。 んん?このシャカシャカ袋に入った感じといい、 何かのパックの形といい、 これは絶対に待ち望んでいる 指輪やらアクセサリーのたぐいでは絶対無い! それは酔っ払ったサラリーマンのお父さんが ぶら下げて来るような感じの物で、 妻が喜びそうなエル○スとかティ○ァニーとか とってもラブリーなパッケージとはかけ離れている。 絶対食べ物だろう、と思い、 「うーん、たこ焼き?」 「ブブーッ!Noです。」 「焼きそば?」 「ちがうんだなー。」 「なんだろう・・?」 「開けてみぃ。」 てなわけで覗き込んでみると、 「あーー!お寿司だぁー!」 うちのだんな様はお寿司が大の苦手。 生魚、生卵、納豆嫌いで、においを嗅ぐのもイヤらしい。 うちの実家は海が近く新鮮な魚も水揚げされる場所にあり、 私は刺身、お寿司は大好物。 結婚するまで私の実家のある、同じ町に住んでいた彼は、 昔、近所の知り合いの社長さんに 「ここの寿司屋はおいしいんだ。」とお店に連れて行かれ、 お寿司を初体験。 マスターも珍しがって「食え食え」状態だったらしく、 恐る恐る口にしたものの、あまりの生臭さに吐いてしまい、 アパートに帰ったら熱まで出しちゃったそうだ。 それからトラウマになってしまった彼は お寿司は見るのもニオイもだめ。 もちろんお店にはニオイがだめで中に入れない。 結婚後、食卓に持ち込みも厳禁だったわけで、 私は回っててもいいから寿司屋へ行きたいと思っていた。 そんな彼にはきっと触りたくもないであろうものを 何で買って来てくれたのかと思ったら、 最近よくあるエキナカだかecuteだか、 改札を出なくても買い物が出来るが売り文句の とあるJRの駅で乗り換えたときに目に入ったらしい。 最近ヘコみ気味だった私を励まそうと思ったらしい。 ううー、ありがとう。だんなには生のゲテモノのでも 私には宝石に見えるわー。 と家に帰って一気食いしたのは言うまでもない・・。 こんなことなら毎日あのターミナル駅を使って通勤する サラリーマンになって欲しいと願うのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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