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カテゴリ:だんな様のこと
引越し当時、本棚にとりあえず
ドサドサ入れておいた本を整理していたら、 だんなが日本に来た当時通っていた、 日本語学校のテキストが出て来た。 日常会話の基本とか、 読んでみるとなかなか面白かった。 きちんと勉強してたのねー。 蛍光ペンでマークしてあったり、 鉛筆で書き込みしてあったり。 こんな努力のおかげなのか、 とりあえずの日常会話には困らないだんな。 ひらがな、カタカナは読めるので、 たまに一緒に銀行なんか行くと、 子供用においてある、ふりがな付きの 「一休さん」とかの絵本を読みたがる。 しかも役になりきって。 「じゃな、いっきゅう。 まだまだ みじゅく」(←住職になりきっている。) ん??何だって?と見てみると、 右から開く本を、左から開き、左の行から読み始めるので、 話が逆さまになるんですねー。 ぶははー!笑ってごめんよー。 せっかく住職気取りだったのに。 でも、基本を勉強してたんじゃなかったの? 彼いわく、日本語ってホントに難しいらしい。 ひらがな、カタカナを必死で憶えたら、 今度は漢字ーー?もうギブアップ!だったそうです。 確かに漢字は読めないので、 漢字の部分は「かんじ」と読んじゃいます。 新聞をバサバサさせながら、 「その かんじ で かんじ くします。」 とか言うので、何じゃ??と思ったら、 「その場で安くします。」だったり。 (↑電器屋のチラシが大好きなだんな。) 次に彼を悩ませるのが、物の数え方。 1分、2分、の「ふん」と「ぷん」の区別が難しく、 「いっぷん、にぷん、さんぷん、よんぷん、ごぷん」 と、めんどくさくて全部「ぷん」づけ。 日にちも四日(よっか)と八日(ようか)の 判断に困るらしいのです。 紙を手に、「これは何本?何個?って呼ぶの?」 茶碗を手に「おかわり、もう一まい ください。」 そのたびに私になおされるもんだから、 めんどくさくなってきただんな。 「もーー!どうして同じ数をかぞえるのに 一個とか、ふんとか、ぷんとか、ちがうの??」 となるらしい。 この前、携帯に「もしもーし。たまねぎ一台買ってきて。」 と電話してきただんな。 めんどくさくて、数は全部、 車を数える時に使ってる「台」で統一したらしい。 テキストにも日本語の基本は書いてあったけど、 確かに短期間で全部憶えるのは大変だろうなぁー。 でもへんな言葉はすぐ憶えるんですよねー。 最近は私の口癖の、 「んもおぉー!なにこれー!」とか。 (↑だんなによってガビガビに焦げ付かされた鍋を発見した時。) 頭にできたニキビを見せて 「あー!これなんだっぺ?」 って方言丸出しだったりとか。(どこで憶えたんじゃい?) まあ、面白いからもうちょっと楽しませてもらおうかな。 こんなだんなに愛の手を。 ↓ 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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