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カテゴリ:だんな様のこと
私は正直言って運動神経は鈍い方でした。
大人になってからは スキーやスノボーにとりあえずハマり、 長蛇のリフト待ちの列に毎週並んだり、 おやじ必須アイテムのゴルフに熱中したりしたものの、 小、中学校の体育の成績はずーーっと 5段階評価の「2」だった。 鉄棒の逆上がりは今だに完成しておらず、 逆立ちなんてもってのほか。 水泳なんて顔に水がかかるのも怖くて 潜ることすら出来なかった。 ドッジボールでは格好の餌食となり、 運動会なんて、あの校庭に張り巡らされた 万国旗をみるたびにブルーな気分になっていた。 100m走はいつもビリから2番目。 なぜにビリじゃないかと言うと、 とりあえずとっても肥満な子が 私の後ろでゴールしてくれるからである。 だからいつも出走前に 「同じ組におデブちゃんがいてくれますように・・。」 とセコイお祈りをしていた。 そんなドン臭い私に先生は、 なぜ「1」をつけなかったのか。 それは、手を抜かず必死の形相でやって、 この程度だったからかも。 この運動神経の無さは母譲りらしく、 いつも運動会では、 「お母さんに似ちゃったのねー。 自分の子供時代を見ているようだわ。」と笑っていた。 高校の友達なんかは、 「hirocheができるんなら、 ゴルフもスキーも相当簡単なんだね。」とまで言う。 それほどまでにニブかった私。 さて、うちのだんなは大学に入るまで サッカー少年だったらしく結構イケてたらしい。 ヨーロッパで活躍してるナントカって言う選手と 同じチームだったとか、 学校ではスーパースターだったとか(←ホントかよ?) サッカーの話になると止まらないが、 私は全然サッカーの事がわからないので 「ふーん。」で終わってしまう。 「何でサッカー選手にならなかったの?」って聞いたら、 頭を割ると脳みそじゃなくて サッカーボールが出てくるほどの サッカーバカだった息子に父親は激怒し、 「サッカーなんかやめちまえぇーー!! 勉強しろぉぉー!」 と言われたらしく、翌日からパタッとやめちゃったらしい。 ・・もったいない。 そんな訳で私は一度もだんなが サッカーをしている所を見たことがない。 ホントにスポーツしてたの?と疑っていた頃、 一度、目的の電車が発車しちゃうという時に、 大荷物を肩に掛けたまま、駅の階段を3段とばしで 軽~く一気に駆け上がって行った姿を見て、 「この人、すごい・・。」とあぜんとした事があった。 先日、天気の良かった日に、 だんなと二人でサイクルングしようと マウンテンバイクで田んぼの周りを走っていた時。 だんなは気を遣って私のペースに合わせてくれていて、 途中、振り向いて、 「大丈夫?疲れた?」と聞いてきただんなに 「ぜんぜーん。だって遅いんだもん。」と言ったら、 だんなの闘志にメラメラと火がついたのか、 「あっそ。」と言ったきり ぶぃぃーーん!とあっと言う間に先に行ってしまった。 その弾丸のような速さで小さくなって行く だんなの姿たるやゴルゴ13もビックリである。 恐るべし身体能力・・。 ゴールした私は息も絶え絶えでした。 近所に住むだんなのいとこ (↑って言ってもだんなと同い年で兄弟同然。)も 運動不足だからと始めたサイクリングで闘志に火がつき、 今ではレースチームに入り、 モジモジ君みたいな、ぱっつんぱっつんのスパッツをはいて、 毎週160km位走ってくるらしい。 この前は、これで上位に入ればオリンピック行きとかいう レースにも参加していた。 彼に「サイクリング始めたんだって?うちのチームに入る?」とか言われて、 体力的にも、全身タイツみたいなビジュアル的にも、 「ムリムリ!」とご丁寧にお断りしておいた。 一体、闘志に火がつくと 弾丸のようになる彼らの身体能力って・・? そんなだんなも、水嫌いで水泳はニガテ。 私も水嫌いを克服したのは30歳を過ぎてから。 急に泳げるようになりたい!と思い、通った水泳教室。 近所のおばちゃんたちと一緒に初心者クラスで、 何度も鼻から水を飲み、今ではバタフライ以外は泳げるようになった。 「じゃあ、今度、水泳教えてあげるよ。」と言う私に 「うーん。」とちょっとビビリ気味なだんな。 確かに鼻は大きいから水は入りやすいか。 鼻栓でもして、とりあえずバタ足か潜水でもやらせたら、 このお二人ぜったい魚雷よりも速いと思うんだけど・・。 とりあえず、「めざせオリンピック」ということで。 頑張れ☆ナイジャ!な私に愛の手を ↓ 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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