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カテゴリ:日頃のおはなし
先日の日記でご紹介したオフ会に出掛ける電車の中で、
とある家族の光景を見ました。 私の真向かいの席に乗り込んで来たこの家族。 見た目30代半ばと思われる父親と、 彼よりは年下に見える母親。 それに小学1年生くらいの男の子と、 幼稚園ぐらいの妹と、一般的な家族構成・・。 父親はごく普通のサラリーマンって感じで、 ガタイは良いがちょっと肥満気味。 母親は専業主婦って感じでしょうか。 別に、ジャージに雪駄のヤンキー夫婦って訳じゃなく、 ごく普通のどこにでもいるような夫婦です。 立っている人はチラホラいるものの、 そんなに混んではいなかったので、 目の前のこの家族の光景は丸見えでした。 まあ、私も暇だったのでそれとなく観察していて、 驚いたのは、この夫婦の間に全く会話が無かったこと。 子供二人をはさんで両端に座り、 周りの迷惑も気にせず足を組み、 おもむろに携帯を取り出し、 二人ともずーーっとメールだかサイトだかを見てました。 そのうちに男の子は靴を履いたまま 後ろを向いて窓の外を眺め出し、 妹はお兄ちゃんの足にちょっかいを出して、 しまいに蹴り合いが始まり・・。 すると父親は、携帯から目も離さずおもむろに、 隣にいた妹の方の内ももあたりを むぎゅ~~っ!とつねった模様。 まあ、たいして痛くなさそうだったけど、 床に座り込み大げさに泣く妹。 それを知ってて全然、声を掛けるわけでもなく、 シカトしながら携帯をいじってる母親。 もちろんこの間、夫婦間に会話はありません。 なんだかなぁー。 これが日本の典型的夫婦の姿なんでしょうか。 この一家、ピクニックに出掛けるような雰囲気にも見えず、 どちらかの実家にでも出掛けるような感じでしたが・・。 かなり冷え切ってましたねぇ~ きっとこの夫婦、家でも会話は無いんだろうなー。 ・・と彼らのおかげで、 私の妄想が始まっちゃったじゃないの。 だんなは残業だの接待だの言いながら、 キャバクラ通いに夢中。 家に帰れば「風呂、メシ、寝る。」で会話は終了。 育児は一切、奥さん任せ。 そのくせ会社の若いOLにはマメにサービスをする。 仕事と称して書斎のPCに向かい、 見てるのはエロサイト。 日曜は家族サービスそっちのけで、アキバへ出掛け一人萌えている・・。 相手にされない奥さんは韓流スターに夢中。 ひそかに離婚届にサインをし、タンスにしまってある・・。 「もう何年もセックスレスなのよ、うち。」って 奥さんの顔に書いてあるわよ、だんなぁ。 まだ30代夫婦に見えるのに、疲れきってましたね。 私もうちのだんなとじゃなく、 ごく普通に日本人同士の夫婦になってたら、 同じ道をたどっていたのでしょうか・・。 確かに元彼もアキバのPCパーツ屋で萌えてたしなぁ。 今頃私も寂しく、韓流スターに萌えてたかもしれない・・。 そいつに結婚願望が無かったので私は救われた訳か・・。 よかった。 別にうちもだんなが外人だからって、 映画のようにだんなが朝食をトレーに載せて、 ベッドまで運んでくれるとか、 帰ってくれば、 「愛してるよ、ハニィ~!」 「寂しかったわダーリン!ぶちゅ~~っ!」 なーんてことは一切ないけど・・。 私たちも今度電車に乗ったら、 黙って二人で座ってようかな。 周りの人は、どんな夫婦だと想像してくれるんだろう・・。 てな訳で、電車の中で勝手に他人の家庭を妄想して楽しんでました。 これで一本ドラマができますね。 タイトルはその道のプロ、 加藤セイウチさんに考えて頂きましょう。 またまた妄想超特急な私に愛の手を ↓ 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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