|
カテゴリ:だんな様のこと
ちょっと前のある日、だんなが帰って来たら、
右手の親指を判創膏でグルグルにしてあるのを発見。 どーしたの?と聞いてみると、 じゃまになってたコンクリートのブロックを 動かそうとしたところ手が滑り、 割れて鋭利になっていた部分でバクッと 親指の指紋のあたりを切ってしまったそうだ。 その判創膏の血の滲み具合からすると、 相当深く切った模様・・。 さっそく消毒しなくっちゃと判創膏を剥がすと、 切ったどころじゃなく中の肉までえぐれていて、 しかもそれが、どこでもドアみたいに、 パカパカ開いたり閉じたり・・。 (お食事中の方ごめんなさい。) ひょえぇーー 今思い出しても血の気が引いて行くー。 私は傷口を見るとか、血を見るのがすごく苦手。 包丁なんかで自分で切っちゃってもクラクラ来ちゃう。 ジェットコースターが急降下する時に、 お尻のあたりがムズムズする感じっていうか、 頭から血液があらぬ方向へ流れる感じというか・・。 できるならこの現実から逃避したくなるので、 私は間違っても看護士やドクターにはなれません。 (元々なれるアタマも無いのだが・・。) だんなのパカパカを見た途端、 これは病院で縫わなきゃダメだと思い、 「お願いだから病院へ行こうよ。」と私。 が、だんなは苦痛の表情をしながらも、 「いいから、早くこれ切っちゃって!」 ええーー!? だってこれ肉ついてるし痛いじゃん!! だんな以上にのた打ち回る私に、 「いーから早く!左手じゃ自分で切れないんだよ。」 とハサミを差し出す彼。 意を決してハサミを持つものの、 傷口に触れるとだんなも悶絶・・。 その光景たるや、私にはホラー映画以外の何者でもない訳で・・。 「いやーーっ!もう無理!! お願い、病院に行って縫おう!」って言ったら、 「じゃあ今、縫っちゃってよ。」と裁縫道具を出してきた。 ごめんなさい。もう限界、失神寸前です。 するとだんなは、 「まったく日本人はすぐ病院病院って言うんだから。 ナイジェリアではこんなの自分で治すんだ。」と ブツブツ言いながら、そのパカパカ言ってる傷口を開け、 骨も見えそうにエグれている部分に、 ドホドボドボー!っとオキシドールをかけ始めるじゃぁないですか! さすがのだんなも「ぬおおぉぉーー!」と超悶絶。 ひょえぇーー!お願い!こっちまで痛い! 一緒に悶絶してる私の姿は、 江頭2:50そのものな訳で・・。 その時点で私は現実逃避。 今思い出しても気絶しそう・・。 「こんなのうちのマムだったらすぐやってくれるのに。」 と包帯を巻く私にだんなの一言。 そりゃ昔、おたくの母さんは、 看護婦だったんだから平気でしょうよ。 ごめんなさいねぇ、頼りにならない嫁で。 一息ついただんなはケロッとしながら、 無事だった方の手でバコ食べてました。 どういう神経じゃ?? わたしゃもう、ぐったりなのに・・。 その後、一週間くらいで、 だんなの親指の「どこでもドア」は無事に閉まったけど、 できればもう思い出したくないなぁ・・。 痛いのがキライな私に愛の手を♪ ↓ 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[だんな様のこと] カテゴリの最新記事
|
|