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カテゴリ:日頃のおはなし
先日、ちょっとだんなの仕事場に手伝いへ。
ここは家から離れた田舎にあり、 周りは一面、田んぼもしくは畑。 空気の澄んだ冬の日には、 遠くに雪をかぶった山々が見えて、 「ああー、あの辺によくスキーに行ったよなぁー。」 と遠い目をしている私に、 「どーぞ。」とだんなの一言。 そーなんです。 だんなはスキー場で雪まみれになって 遊んでみたいという願望はあるものの、 スキーとか、スノボーとかは 「あんなのやったら絶対足が折れる!」と 根拠の無い言い訳で拒絶反応。 指に作った「どこでもドア」に オキシドールかけるほどの屈強な男が何言ってんだか。 そんな訳でここ何年も雪山に行かぬまま季節は夏へ。 夜、家の窓を開けて、 網戸ごしに遠くから聞こえてくる蛙の声と、 野球中継の音が混ざるのを聞くと、 「あー夏が来たなぁー。」と思うのは私だけでしょうか。 だんなの仕事場の周りも一面緑色に変わってました。 この前、田植えしてたばっかりだし、 稲にしては早いよなぁ、と近づいてみたら麦畑でした。 実は麦畑って近くで見たの初めてなんです。 なんだか清々しくて、またサイクリングしちゃいました。 近所のうちの母くらいの年齢のおばちゃんと、 その隣に住むご夫婦の3人組みが、 いつも犬を連れて田んぼ道を散歩していて、 よくだんなの仕事場に寄って休憩して行ってくれる。 私は土日くらいしか会えないのだが、 見ず知らずの外国人のだんなに良くしてくれて、 時には差し入れしてくれたり、頭が下がる思いです。 前に、目の前の麦畑にとある物(かなり大きい)を 落としてしまい、畑の所有者へ誤りに行ったら、 逆に怪我の心配をしてくれて、 おまけに「これ持って行って。」と、 農家の奥さんが、抱えきれないほどの野菜を 私達に持たせてくれた。 このご時勢に、 外国人だからとか黒人だからとか、 警戒も偏見もなく、人懐っこく接してくれて、 しかも、だんなの仕事を応援してくれる、 ご近所の農家の皆さんに本当に感謝です。 実はこのお散歩おばちゃんと同郷だった私に愛の手を♪ ↓ 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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