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June 24, 2006
カテゴリ：ﾅｲｼﾞｪﾘｱいろいろ
このところ和食が続いていたので、先日だんなが突然「バコ食べたーい！」と言い出した。
バコって上新粉（米の粉）を練って柔らかい餅のようしたもので、辛いシチューやスープにつけて食べるのだが、肝心のシチューがない。 いつもはだんなが食べたいシチューやスープは自分で作ってストックしておくのだが、最近はだんなも忙しくて作ってる暇がなかった・・。 ならば私が作ってやるか！と昨日は仕事帰りに材料調達のため「肉のハナマサ」へ直行。 以前、スウェーデン在住でアフリカ料理が大好きな加藤セイウチさんに、肉のハナマサってどこよ？と突っ込まれた事があるので説明しましょう。 「肉のハナマサ」とは関東エリアにある業務用スーパーマーケットです。 主に肉や調味料などは業務用サイズでバカデカく、しかもその辺のスーパーより安く置いてあります。 うちの近所のお店ではインド料理、韓国料理、ブラジル料理などのスパイス類も豊富にあるので、この辺に住む外国人御用達のお店になってます。 庶民的なインターナショナルストアー、下町の紀ノ国屋ってところでしょうか。 場所柄、広尾などと違ってとーってもローカルですがね。 普通のスーパーでは見られない、カウテール（牛のしっぽ）やフワ（牛の肺）やミノなんかもあります。 だんなはある程度のナイジェリア料理の具が揃うこのお店に萌えています。エグシやオボノや生ヤム芋など、アフリカン特有のものはナイジェリアンレストランとかから買って来ますが・・。 テラピアとかナイルパーチとか輸入物の魚も冷凍で売っていて、だんなはコレを玉ねぎとマギー、レッドペッパーでちゃちゃっと煮込み、最後に大葉を刻み入れ、あっさりいただくってのが好きみたいです。 私はちょっとテラピアの泥臭さと、取っても必ず入って来るウロコが苦手なんですが・・。テラピアって言うとどーしても熱帯魚屋をイメージしてしまうのも一因なんですがね。 てな訳で、昨日は下町の紀ノ国屋でお買い物。 オクラスープに入れるべく、ハチノスやセンマイなどを買い込みました。これらをナイジェリアではタオルミートと呼んでるようですね。なるほどハチノスはワッフルタオルのようだし、センマイはボロ雑巾のようだし。 このセンマイっていつも冷凍で買うのだが、この色やいでたちが教室の後ろで洗わずに忘れ去られて、カピカピに固まったボロ雑巾そっくりです。（←食べ物をボロクソに言うのはやめましょう。） なんだかんだ言いながら、だんなに以前に教わっておいたレシピを頼りにオクラスープの完成です。  何だか見た目があんまり良くないですね・・。ハチノスにボロ雑巾、むきエビにサワラ、牛バラブロックを煮込み、最後にほうれん草と細かく刻んだオクラを入れました。もちろんレッドペッパーもガッツリ入ってます。 最初はオクラを煮るの？？と不思議だったのだが、やってみたら意外とおいしい。このヌルヌルがバコやヤムに絡んでとてもおいしくいただけます。 帰って来たら久々のナイジェリアスープが出来ていた事に感激のだんな。 さっそく上新粉を練り始めました。私はヤム芋派なので、パウンディングヤムで作ってもらいました。 ↓みなさん良くご存知のこれですね。  残念ながら生ヤム芋は、もうなくなっちゃったので舟和の芋ようかんにはなりませんでしたが・・。 だんなに教わりながら徐々にナイジェリア料理も上達するべく、頑張って日々精進してまいります・・。 さて今晩は何を作るか考え中の私に愛の手を♪ ↓ 人気blogランキングへ  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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