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テーマ:今日のニュース(1448)
カテゴリ:日頃のおはなし
今日、TBSで放送されていたNYテロ5年目の真実。
その中でも問い掛けられていた「あの日あなたは何をしていましたか?」。 ほとんどの人が答えられるほど衝撃的だった2001年9月11日。 早いもので、あれから5年が経ちます。 あの日、私は派遣社員として勤めていた都内の某外資系会社の仕事を終え、一人暮らしのアパートへ帰りシャワーを浴びた後、ニュースを見ながら友達に、週末に飲みに行く打ち合わせのメールを送っていた。 そこへ突然、衝撃的な映像が映し出され「ちょっとTV見て!大変な事が起こってる。」と友人にメールを送りつけ、ニュースに釘付けになった事を今でも鮮明に憶えている。 のほほんと飲みに行く事しか考えてなかった私でさえ、あの時間何をしてたのか今でも脳裏に焼き付いている。 あの日、犠牲になってしまった方々の家族や恋人達、何とか避難する事の出来た人、瓦礫の中から救出された人。 その人達とっては、脳裏に焼き付くどころか、心の奥底に一生消える事のない悲しみの刻印を押されたようなものでしょう。 私自身も、あの日を境に転機を迎えました。 非正社員という不安定な雇用条件でウダウダと働きつづける不安。 長い間付き合っていた、結婚願望の全く無い当時の彼との行く先。 どちらもを取っても出口が見えないトンネルの中をただ歩いているような毎日。 しかし5年前の今日を境に、今の自分にとって大切な時間とは何かと考えるようになった。 それは田舎で一人で暮らす母のこと。 実家を出て一人暮らしをして12年。母も同じ時間を一人で暮らして来た。 もし今、母に何かがあって私の前から姿を消したら、私は一生後悔したまま生きる事になる。 帰ろう。今すぐ帰って母と一緒に暮らそう。 あの日を境に、仕事も恋愛も都会暮らしの未練も、何もかもリセットして、その1ヶ月後、私は田舎へ帰った。 後から聞いた話では、ちょうど同じ時期にうちのだんなも首都圏からうちの田舎の街へと引っ越してきたらしい・・。 それは私達が知り合うことになる1年前のこと・・。 あの日、私が決心しなければ、私はだんなと知り合う事もなかったでしょう。 自分にとって人生の転機になった日だと思います。 ただ同じこの日、悲しみの転機を迎えた人もおり、その後の報復の連鎖で犠牲になった民間人は9.11の犠牲者数を超えると言います。 どうか悲しみの刻印をこれ以上増やさないで欲しい。 平和を願わずにはいられない日でもあります。 今日はちょっとシリアスな私に愛の手を♪ ↓ 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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