|
|
|
December 7, 2006
テーマ：国際結婚 ア・ラカルト(507)
カテゴリ：日頃のおはなし
昨日の夜からしばしの間、期間限定で独身生活が始まりました。
実は、温泉旅行から出発までずーっと二人でバタバタし通し。 それもこれもだんなの仕事の予定が押した事によるもので・・。 フライトスケジュールを来週に変更すれば良いものを、今さらキャンセル料払う程うちも裕福じゃないので、出発ギリギリまで仕事を片付けてからだんなは旅立ちました。  大丈夫かしら・・・？だんなの疲れはピークに達してるはず。心配です。 それでも温泉旅行だけは私が楽しみにしてた事だからとキャンセルする事なく、一緒に行ってくれました。 と言ってもだんながバタバタ仕事を片付け、家を出たのが夕方の４時。 のんびり観光やドライブしながら温泉に浸かって・・なーんて悠長なもんではなく、ただお風呂に入って寝るだけに行ったようなもので・・。もちろん部屋でも電話で仕事続行。 客室には露天風呂があり24時間源泉かけ流しの温泉だったので、私は休憩しながら何度も浸かりまくり。広めの浴槽で気持ちよかったなぁー。 人目に晒される恐怖もなくだんなもリラックス。 「あーここで何日かリラックスしたいなぁ。」なんて言いながら彼も温泉を堪能してました。 夕食は刺身が食べられないだんなのために少しメニューを変えてくれたけど、朝食は純和食。 食べられるものが少ないだんなは、 「これはアナタへのスペシャルメニューね。どーぞ楽しんで。」と、チクリと嫌味を放ちつつ、帰りにレストランへ直行。 焼肉定食をガツガツ食べて「これぞ食事って言うもんだ。」とご満悦。 安上がりですなー。今度温泉に行く時は、食事抜きの素泊まりにしようかしら・・。 チェックアウト後もだんなは仕事続行。 銀行や取引先までバタバタと私も一緒に駈けずり回り、夜になって「さて、これから荷造りするぞ。」とスーツケースやお土産を買い込むだんな。 確かに今までそんな暇が無かった事は認めるが・・・。 しかも、だんなはこれから同郷の友達と帰国前のミーティングで、ナイジェリアンレストランに出掛けるって言うし。 って事は必然的に荷造りは私のお仕事。 もう、家に帰ってからもバタバタしっぱなし。 もうすぐナイジェリアに行ってナイジェリアンフード食べまくりの人が、何で今さらナイジェリアンレストランに行きたいんじゃ！ しかもこの友達のうち２，３人は来週同じくナイジェリアに帰るらしいし、あっちでも会えるじゃん！と私は頭から湯気  を出しながら夜中まで荷造りしてましたよ。しかも完全に重量オーバーだし。残った荷物はＥＭＳで送ったれ、もう！ 明け方、物音で目が覚めるとだんなが帰宅してまだ仕事を片付けてました。 結局この日一睡もせず、まだ用事があるとかで朝７時頃に出掛けただんな。 11時には最寄の駅から電車に乗らないと間に合わないんですけど・・。 やっとだんなはギリギリに帰って来て、あわてて二人で電車に乗り込みやっと一息。 成田までの電車の中だけが二人でゆっくり出来た時間でした。 私は昨日からずーっとバタバタ、イライラしっぱなし。 しばらく会えなくなるのにカリカリしてばかり。 こんな気持ちで見送りしたくなかったなぁ。と何だか悲しくなってしまいました。 昨日の夜、私の母がだんなの帰国前に話したいからって電話をくれたのに、出掛けてて話せなかっただんな。 チェックイン後、だんなが何処かへ電話してるなと思ったら私の母へでした。 結局成田でもバタバタしたまま、だんなは出国審査へ・・。 私たちはここでも慌しくバイバイしたのでした。 前回の見送りの時は、私は地元に帰って仕事をしなきゃならなかったので慌てて帰ったのだが、今回は時間があったし実は一人の部屋に帰る気になれず、飛行機が飛ぶまで見てようかなと思い、一人ボケーっと見学デッキで物思いにふけてました。 しはらくすると、私の携帯にだんなから電話が。 「もしもし？もう電車に乗っちゃった？」 私はデッキであなたが乗る飛行機を見てると告げると、ちょっと安心したように、ずっと忙しくてゆっくり話せなかった事や、一人で寂しい思いをさせる事を詫びてきた。 「寂しかったらいつでも電話して来なさい。友達とも沢山会って遊んで、実家にもいつも電話しなさい。大丈夫すぐに帰るから。でも来年は必ず一緒に行こう。」と言い残し電話は切れました。 何だかしんみりしてる私に、その後スキを見てちょこちょこ電話して来ただんな。 「もしもーし。今、オレここの建物の右から3番目の窓に居るけど見えるー？」とか。 残念ながら見えましぇーん。どうせやるならノロシでも上げてちょーだい。 そんなバカ話をしてると少し気分が落ち着いて来た。 その間に何機か目の前を飛び立って行く飛行機。 あんな風にだんなも空の上に飛び立って行くんだなー。 何だかドラマみたい・・と思って、私もその時を待ってました。 やがてだんなを乗せた飛行機が動き出し、これから滑走路へ向かいブォーーンと飛び立つものとばかり思っていたら、そいつはノロノロと動き続け飛び立つ様子もなく、ただ何処かへ移動し続け・・。 尾翼のエアラインのマークだけを建物の影から覗かせながら、ノロノロ～っと私の視界から消えて行ったのでした。 あれー？大空に向かって小さくなって行く飛行機に「さよ～なら～！」ってなる私の妄想はどうなるのー？？ 納得いかないわー。消化不良だわー。 せっかく待ってたのに離陸する姿は見れずに、ちょっと拍子抜けでマヌケな見送りだったのでした。 あとは無事にあちらへ着いてくれる事と、だんなの体が無事である事を祈るのみであります。 家に戻ってだんなの着てた部屋着を見たら寂しくなった私に愛の手を♪ ↓ 人気blogランキングへ  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[日頃のおはなし] カテゴリの最新記事
|
|
