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テーマ:国際結婚 ア・ラカルト(507)
カテゴリ:ナイジェリアいろいろ
以前このブログにも登場した旦那の妹。
あの自転車漕ぎでサイズダウンに成功した私の義妹の話です。 彼女は今、実家から遠く離れた大学の寮に住んでいるらしく、先日実家へ帰って来て大学のある街へ戻るバスの中で強盗に遭ってしまったと、旦那の弟から連絡が。 話によると銃を持った強盗がバスの乗客に成りすまして乗り込んでいて、町外れのひと気がない所まで来た頃を見計らい運転手に銃を突きつけバスを停車させ、乗客全員の現金や貴金属など金目の物を奪って回ったらしい。 義妹ももちろん被害に遭いました。 彼女はその時、私の旦那から学費にと仕送られたお金持っていたのだけど、それもあっさり盗られてしまい・・。(←ある意味旦那も被害者?) その後、義妹がつけていたネックレスもよこせと強要されたらしいが、彼女は一瞬ためらったらしくその行動のせいで強盗に腹のあたりを激しく蹴られてしまったそうで・・。 なぜ彼女がそのネックレスを渡すのを躊躇したかと言うと、それはこの前うちの旦那がナイジェリアから日本帰る前に妹にプレゼントした物だったから。 彼女は旦那の下の弟3人の後に生まれた末っ子の女の子。 家族の中でも可愛がられているし、旦那とは歳が離れてる事もあってやっぱり可愛いんでしょうね。 義妹も今はうちの旦那も日本にいて以前のようにちょくちょく会えないし、どうしてもお兄さんから貰ったネックレスは手放したくなかったのかもしれないです。 その話を聞いた旦那は「何てバカな事を・・。殺される位なら(←死んでませんって)ネックレスなど躊躇せず強盗にくれてやれ」と言ってましたが。 幸い義妹は体を蹴られたものの命に別状は無かったらしいけど、彼女の思いを考えるとあのネックレスを盗られる前に躊躇してしまうって気持ちは分からなくもないなぁ。 なーんて、私は日本でのほほんと暮らしてるからそんな事が言えるのかもしれないですね。 現地では男性でも一人で行動するなとか、バスに限らず路上でも強盗に遭ったら自分の命を守る為に要求通りに何でも差し出す事が鉄則って言われてますよね。 私はまだナイジェリアに行った事はないし、一度でもあの国へ行った人や既に現地に住んでる人からしたらバスジャックや強盗なんて日常茶飯事だし、常に危険と隣り合わせだって事は身を持って解ってるんでしょうけど、平和ボケした日常を送っている私にしてみたらやっぱりビビッてしまいます。 日本で銃を持った強盗が高速バスをバスジャックなんて言ったら、連日ニュースやワイドショーで大騒ぎだろうし、もし私が呑気にバスの中で居眠りこいてる最中にいきなり銃なんかを突きつけられたら間違いなくチビります。 でもあちらではそれが普通に起きてる事なんですもんね。 とにかく義妹が無事だった事だけでも安心はしたけど。 もしあちらへ行く事があっても一人でバスに乗る事は無いだろうと思うけど、 またちょっと不安材料を植えつけられてしまった今回の出来事でした。 すみません。本物の銃なんて見た事の無い私に愛の手を♪ ↓ 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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