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テーマ:日常の雑談(2761)
カテゴリ:日頃のおはなし
昨日の昼間、このところ忙しくてなかなか会えなかった私の幼なじみにメールをして、近いうちに会って久しぶりに色々話そうねーなんて約束をしてました。
そころが昨夜、自宅に彼女から電話があり「お父さんが亡くなってしまった。」と・・。 私達が育った街で今は一人で暮らしていたおじさん。 (私としては幼い頃のまま「おじちゃん」と呼んだ方がしっくり来るのだけど・・) 親戚の方から連絡を受けたばかりだったであろう彼女は泣きながら話すのがやっとで、近所の方が最近おじさんの家に行っても応答が無いので心配になり、同じ町内に住む親類の方に連絡して中に入ってもらったら既に亡くなっていたとの事で・・。 「これからすぐ実家へ向かうから」と彼女が言った後、電話は切れました。 この幼なじみの話は以前の日記でも紹介してありますが、彼女のお父さんには私が幼い頃に大変お世話になりました。 おじさんの事を思い出すと必ず自分はこの頃の幼い自分に帰り、あの社宅の部屋にいる気分になります。 私の父が亡くなった後にも彼女が里帰りするといつもおじさんは一緒に実家を訪れてくれて、父の仏前にお線香を手向けてくれました。 実家でおじさんに会う度にうちの父もまだ元気だったらおじさんのような感じの初老の姿になっていたのかな?なんて思ったり。 今から実家へ向かうと言っても高速を飛ばして3時間ちょっとは掛かる距離。 どんな思いで夜の高速を実家へ向かうのかと思うと胸が痛くなりました。 実は今度の3連休に私と旦那で久しぶりに実家へ帰ろうと話していて、彼女と会うのはその後にしようかと話してたのだけど、思いも掛けず私達より早めに実家へ帰ることになってしまった彼女。 最近病気がちで気が弱くなって来ていたおじさんを、彼女は近いうちに今の彼女の自宅近くに呼び寄せたいと言っていた矢先でした。ただそうなると帰るべき自分の田舎が無くなるのが辛いなと言っていたのですが。 この週末に葬儀が行われるのなら予定を繰り上げて帰省して実家の母と一緒にお焼香に行こうと言ってたのだけど、今朝彼女から親族葬にするので落ち着いた頃にお願いしたいと連絡がありました。 順番から言えば人間誰しも親の死に直面するということは避けられない事。そう思ってもそんな日がある日突然訪れるなんて誰も考えはしないもの。 遠く離れて暮らしていれば出来るだけそんな事は考えたくないし、そんな日が来ないで欲しいと思うあまり重大なその日を心の遠くの方に押しやって過ごしてる気がします。 その日が突然訪れたとしても後悔が無いようにしたいな・・。 と言ってもまめに母に電話する事や、ちょくちょく実家へ帰るようにしてあげる事しか出来ないのだけど。 後悔が無いようにと言っても、実際そうなると後悔ばかり積み重なり押しつぶされそうになるのですが・・。 高校に入る頃からある事情で家庭環境が複雑になり家族がバラバラになってしまい、成人してからやっとお父さんへの誤解が解け、結婚後やっと父親孝行出来るようになった彼女。 今では自分の実家で家族と呼べるのはお父さんだけだったのに・・。 彼女の気持ちを考えると胸がつまります。 元気を出してなんて今はそんな無理なこと言えないので、せめてもう少し時間が経って彼女の悲しみが少しでもおさまって欲しいと願うばかりです。 どうか時間が彼女を癒してくれますように。 ↓ 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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