異文化結婚生活のひとりごと

お彼岸を迎えた途端、空がすっかり秋らしくなって来ました。
昨日の祝日も秋晴れで気持ち良い一日でした。

　　　　　　　　洗濯物ごしの高い空。
　　　　　　　　

今年、日本に留学しに来た旦那の従兄弟が夏休みで８月始めから家に居候中。

普段は寮生活だけど、他の学生とコミュニケーションを取って少しの日常会話位は出来るようになったのかと思いきや、学校で何をしていたのか未だにろくに話せないまま。

みんな日本語を学びに来てるんだから、同じクラスの人や寮の学生と友達になって少しでも日本語を話そうとすれば良いのに、アジア系の学生が多くてみんな英語が話せないからコミュニケーションが取れないと言い訳。

何だそりゃ？おかしくないか？

時間を見つけて私が彼に日常会話を教えても、自分から話そうとしない。

日本に来たばかりの時に買ってあげた日本語のフレーズの本（これにほとんどの日常会話が載っていて、あらゆるシーンで役立つであろう物）も全然活用してない。

彼の為にならないから、私はあなたとは今後日本語でしか会話しないと彼に宣言した途端、彼は一切私に話しかけなくなった。

家に居ても暇なんだし、市でやってるボランティアの日本語教室に通わせても、教室から家に帰って来ても彼の口から日本語は出て来ない。

自分から話そうとしないから未だに日本語が話せない、話せないから日本でバイトも見つからないと訳の分からない悪循環に陥り、この１ヶ月半何もせずぷらぷら。

いい加減ストレス溜まります。

本当ならこの夏休み中にバイトで稼いで、自分の学費や生活費の足しにする予定だったのに。

私達が一切彼の面倒を見てるからって甘えてるのか？
今後どうするつもりなんでしょう。

本当は昨日の祝日を利用して私と旦那でその従兄弟を学校へ車で送りがてら、私は途中の実家で降ろしてもらいお墓参りに行きたいと思っていたのだけど、旦那の仕事の都合でその計画はボツに。

従兄弟には明日、高速バスで帰ってもらいます。
駅で迷おうと誰かに聞いて自力で帰ってもらいます。

日本で生き抜くには最低限何が必要なのか彼はまだ気付いてない。
恥ずかしいとか恐いとか言ってたら生きて行けないっつーの。


そんなこんなでイライラした気分を払拭すべく、昨日はチェロを抱えてカラオケ屋に引き篭もり練習を。
　
　　　　　　　　やっぱりちょっと狭い・・。
　　　　　　　　

部屋ではモニターも音も消してるのだけど、こうすると意外と隣の歌声って丸聞こえ。

今まで自分達もガンガン歌ってたから気付かなかったけど、あまりハメを外すと恥ずかしいかも・・。

でもガンガン音を出したら、あーースッキリした！


スッキリして家に帰って思い出したのが実家のこと。
天気も良かったしお墓参り日和だったかなーと。

何となく実家の家族がどうしてるか気になって電話をしてみたら、義姉が突発性難聴で片耳が全く聞こえなくなり入院中とのこと。

ちょっと病院に行くの遅かったのか、完全に治すのは難しいと言われてしまったようで。・・心配。

そんな訳で、甥っ子姪っ子はおばあちゃん（私の母）の家にしばらくお泊りらしい。

母の話によると甥っ子は夜になると寂しくなるらしく、お母さんの所に行きたいとポツンと言う事があるとか。

私も同じ年の頃、父の入院中に幼なじみの家に預かってもらった時に、夜中に同じ事を言った記憶があるので、甥っ子の気持ちは良く分かるなぁ。

電話では普通に話してた甥っ子だけど、心の中では不安なんだろうなぁ。
お義姉さんも少しでも良くなって入院も長引かなければ良いのだけど。

しばらく実家に帰ってないなぁ。

今度帰れるのは年末になるのかな。



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