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　実家の父はゴルフにでかけたので、母とえりちょと３人で「ゲド戦記」を観に行った。夏休みなので平日だけど子供でいっぱい。早めにチケットを買ったのに、後ろの方と前の方しか席が空いてない状態だった。前よりは後ろの方が見易いので後ろの方にしたら、ど真ん中でよく見えた。

　「ゲド戦記」のゲドって誰だろう？って思っていたら、映画の中でたった一度だけ「ゲド」と呼ぶシーンが出て来る。菅原文太さんが声を担当しているハイタカという魔法使いだった。魔法使いといえばジブリの前作の「ハウルの動く城」もあるけれど、あちらはだいぶお伽話のような子供にも楽しめる作品だけど、今回のは話がとてもシンプルで笑えるシーンは少ない。

　予告編で
「命を大切にしない奴なんか大嫌いだ」と言う場面が出て来るけど、多分この映画のテーマは「命」。言いたい事は伝わってくるけど、子供には逆に難しいかな。魔法使いと言ってもどこか風水師っぽいし。小学生以上の子供でないとわかりにくいところも多いと思う。

　宣伝でもよく流れていたテルーの歌は不思議な魅力があって、映画公開のかなり前から予告編をえりちょと何度も観て歌を聴いていたので、何気なく鼻歌っていうとその歌が出てしまう。サントラとは別にテルーを演じる手蔦葵さんの歌集が出ていたので既に購入して何度も聴いている。えりちょのリクエストで、これが毎晩寝る前に聴くCDになってしまった。