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　おばあちゃんがかぼちゃを煮る時にタネをとっておいてくれた。たくさんあったのでオヤツにしようと、油を薄くひいたフライパンで弱火にしてゆっくり炒った。塩をひとつまみ振り、ちょっと焦げ目が付いてひとつふたつパチパチと弾けるところで火を止めた。

　味見してみると香ばしくてポリポリとおいしい。えりちょも幼稚園から帰ってアイスを食べていたんだけど半分でやめて、かぼちゃのタネをお皿にとってポリポリ。
「おいしいね。」とおかわりまでしていた。おばあちゃんは
「殻が堅くて口に残るね。」と。

　確かに堅いけど、殻を剥いて中身だけ食べてみてもあんまり美味しいとは思えないので、そのままポリポリ。で、調べてみたら（作る前に調べろよ！）、やっぱり殻は先にキッチンばさみで切って中身を出してから炒るのだそう。ありゃりゃ。でもこのままでも美味しいよ。私たち堅い物でもバリバリ食べる丈夫な歯の親子（ヤケクソ）。

　随分前になるけど、台湾で買ったかぼちゃのタネのスナックは、殻が付いたままだった。そのまま食べてたけどなぁ。それもやっぱり剥いて食べるのだったのか。今頃気付いたよ。


コチラは台湾のかぼちゃのタネ。ウーロン茶や梅で味付けしてあるらしい。殻は剥いて食べるらしい。


コチラは殻を剥いてローストしてあるらしい。