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テーマ:実のなる植物(1387)
カテゴリ:日常茶飯事
毎朝、玄関のドアを開けてポーチを見ると、何やら細かいタネとオレンジ色の汁が散らばっている。軒下の小さな花壇に植えたフユサンゴの実が鳥に食い散らかされた跡である。フユサンゴってホオズキの袋を取ったような実が夏から冬にかけて付くのだ。冬でも赤々とした実が成っているのでフユサンゴと言うらしい。いつも放置してあるけど、ボウボウと大きく育ったりもせず、毎年ちゃんと花を咲かせて実をつける偉いヤツなのだ。
秋頃までは実が成っていても、鳥に食われる事もないのだが、寒くなって来ると鳥もエサに困って来ると見える。そして我が家の庭の良い場所を占領しているクチナシも、同じように今頃になって急に食い荒らされる。その食われ方がまた面白い。クチナシの実の先ッポの冠状の緑色の部分は、見事に残してあって、しかも庭の柵の上に2~3個並べて置いてあったりする。鳥は紅い部分だけ食べるのだ。 このクチナシの実、我が家ではお節料理の栗きんとんの色を着けるのに使う。だから鳥に全部食われてしまったら困るので、慌てて使う分だけ収穫してカゴに入れて天日に干した。これも狙われないように、ベランダの柵に隠すようにして。残りは鳥のエサとして木に残しておいた。 我が家のクチナシは、鳥が運んで来たタネから芽が出て育った。だからまたどこかで、このクチナシの芽が出るといいなと思う。 斑入りのフユサンゴ。我が家のは葉に斑は入っていない。 クチナシの実のドライフラワー。観賞用らしい。我が家のはもっと紅い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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