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　来月、町内にある神社のお祭りがあるので、その時にお神輿を担いだ人たちに振舞うお酒や食べ物、子どもたちのお菓子などを用意するための寄付を募りに、班内をぐるっと訪ね歩いた。

　広い庭のあるWさん宅を訪ねたら、そこのおばあちゃんが、
「花がいっぱい咲いているので、どれでも持って行ってちょうだい。」
と言って、ハサミを渡して下さった。

　裏門から入ったけど、玄関までの通路にもたくさんの木や花が咲き乱れ、庭にも花がいっぱい。最初は植えた花だけど、毎年タネがこぼれてまた咲いての繰り返しだそう。このお宅のクチナシはうちのクチナシと同じタイプなので、もしかしたらここのタネが鳥に運ばれてうちに来たのかもしれない。

　どれにしようか迷っていたら、何種類か選んで下さった。いろいろ名前を伺ったのだけれど、メモしておかなかったのでスッカーンと忘れてしまった。お花を頂いた後もしばらく立ち話をしていたもので（笑）。
「またいつでもお花を取りに来てちょうだい。」
と暖かいお言葉。
「是非お伺いいたします。」
と、頂ける物には抜け目の無い私。お花は家に帰るとすぐさまガラスの花瓶に生けた。

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　午後から、一昨日、昨日と続けて行った田んぼに、えりちょがまた行きたいと言うので、行ってみた。
「おたまじゃくし捕まえたい。」
と、砂場道具の中のひしゃくを持って行ったが、おたまじゃくしよりもカエルの方が見かけが目立つので捕まえ易かった。えりちょは何度もカエルを捕まえては、
「これはまだ尻尾が付いてるね。」
と観察しては逃がしを繰り返していた。最後におたまじゃくしも１匹だけ捕まえる事ができたけど、家では飼わない約束をしていたので、それも逃がした。

　田んぼの中にヤゴの姿も見つけた。梅雨が明けたらトンボも飛ぶようになるのだろうか。