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　今日、修了検定を受けたのは３人。MT車の若い男の子（以下Yさん）とAT車は若い女の子（以下Mさん）と私。検定についての説明の後、指導員が最初に受けるYさんを乗せてコースを走り、Yさんが検定を受ける時にMさんが後部座席に座り、私は外で待つ。車を替えて次にMさんが検定を受ける時に私が後部座席に座り、最後に私の検定の時にYさんが後部座席に着くと言った具合。第三者を乗せるのは不正防止なんだそうで。

　外でなんとなくYさんの運転を見ていて、なんかスピード出てるなぁって思ってたら、Mさんが後部座席から降りて戻って来た時に、
「怖かったよ。若い男の子だからかも知れないけどスピードも早いし、ブレーキもガクンって感じで。坂道発進もマニュアルだから下がっちゃって。」
と言っていた。

　次はMさんの番で、S字で脱輪したけれど、ちゃんとうまく切り返して通り抜けられたし、合図も目視もバッチリ。私より上手く滑らかに運転できていた。ところが坂道発進の時に、ハンドブレーキを引いた後に何故かギアをPに入れてしまい、PからDに戻すのにフットブレーキを踏むと言うのを忘れてパニックになっていたけれど教える事はできない。しばらくしてから指導員が、
「Pに入れた時はある事をしないと戻せないよ。」
と、一言。やがてブレーキを踏む事を思い出したらしく、ようやくそこから発進できた。その後は何事もなく発着点へ戻って修了。

　その次は私。ほんの100メートルの慣らし走行が終わって、コース内を右折したり左折したりと、確認も忘れずに走ったつもりだった。S字で後輪が少しかすった感じがして、「やっちまった！」って思った以外は、坂道も上手く発進できて、大きなミスはしていないと信じていたんだけど、終了後に大きなミスを指摘された。それは優先道路との交差点でバイクを見落として発進してしまったこと。もうこれで不合格だというのは言われるまでもなくわかった。

　しばらくして合否の発表があったが、三人とも不合格。Yさんは坂道発進で下がってしまったことが原因。Mさんは坂道発進のギアを戻すのに手間取った事。私は優先道路のバイクの進行妨害。
　そんなわけで修了検定が合格すれば、午後から仮免検定の学科試験を受けていたはずなんだけど、早々と帰宅して深く反省しているのであった。

　検定で落ちると一時間の補修を受け、そしてまた検定を受けることになっている。さらにオーバーでココから先は痛い出費となるのだ。あぅ。