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2007年07月24日
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カテゴリ:頑張らなくちゃ
 原付教習だというのに朝からよく晴れて暑そうだった。原付とはいえ教習では長袖長ズボン着用となっている。しかも肘膝のプロテクターを付けると、肘から手首までと膝から足首までが被われてしまって暑いったらありゃしない。これにキャップ型のヘルメットと仕上げに軍手。出ているのは首と顔だけ状態。

 説明を受けた後、コースに出る前にエンジンをかけて発進してストップする練習をしかたが、そこでも要領の悪い私はブレーキで止まる前に足を着いてしまうので、何度も練習して他の人より遅れてコースに出た。発進の練習は怖いと思ったけど、コースに出てみるとそれほど怖くもなく、慣れて来るとちょっとは楽しいかなとも思えたが、すごくスピードが出ている気がしてスピードメーターを見たら20キロくらいしか出ていなかった。おそらく出前持ちのバイトでもしない限り、原付に乗る事はもう2度と無いと思う。

 その後、久々の学科で車の積載量やけん引について。それが終わったのが午後1時なので、家に帰ったらお昼ご飯の時間が増々遅くなるから、娘の食事はおばあちゃんにお願いして、私は食べて帰る事にしてあった。歩きながら何を食べようか考えていたら、踏み切りの傍に古い小さなラーメン屋を発見。冷やし中華なんかいいなと思いながら、その店の戸をガラガラガラ。

 昭和の匂いがプンプンする古くて小さな店。シャツにステテコ一丁の白髪のおじさんがこの店の御主人らしい。
「冷やし中華」とはっきり言ったのに、
「え?」と聞き返されて、もう一度
「冷やし中華!」と大きな声で言ったが、
「もやし?」と聞き返されて、からかわれているのかと思ったが、どうやら耳が遠いらしかった。
 どうにか注文をしてカウンターの席(カウンターの席しかない)に着いたら、おばさんも出て来て、買って1年余りの洗濯機が故障して、修理を依頼するのにもメーカーの人が来るだけで3500円くらいかかると言う話をし始めた。

 その話自体よりも私が面白いと思ったのは、初対面の客にこういう話をする店主と奥さん。しかも二人とも耳が遠いので、大声で話している。間で奥の部屋の電話のベルが鳴る(これがまた懐かしい黒電話)。すごくバタバタしていて落ち着かないんだけど、寅さんの映画の中に入り込んだようなそんな光景で楽しいのだ。
 冷やし中華をすすりながら、話に加わっていたら、おじさんに
「ごめんね。冷やし中華が不味くなっちゃったよね。」
と言われた。とんでもない。この次の教習の日にもまた来たいと思った。





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最終更新日  2007年07月24日 22時46分57秒
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