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　一週間ぶりの路上教習。それだけでも緊張するのに、前半は狭くて通りにくい駅前や工事中の道路ばかりでさらに緊張した。後半は比較的広い道路を走り、そしてこの辺ではたった一ケ所だけある黄色点滅信号。「他の交通に注意して通行」ってことだけど、非常に見通しのよくない場所なので、一時停止してから通らないと危ない。

　その後、教習所に戻る道を走ると、渋滞にはまった。前にも教習車が走っている。いつもは細かいことをイロイロ言って来る指導員なのに、静かだとおもったら寝ていた。ノロノロだし一応前の車にぶつからないようにピッタリくっついてはいないから心配ないけど、何かあったらどうするの？って思った。

　それでも交差点で曲がるところではちゃんと起きて、私が前の車に付いて一緒に曲がろうとしたのを止めた。やはり寝ていてもプロだ。でも所内ならともかく路上を走っている時に寝るな！と言いたい。

　技能教習の後、学科を受けた。「交通事故の悲惨さ」とかいうタイトルのとおり重い内容だった。指導員が喋ったのは１０分くらいで、あとは警察が作ったらしいVTRを視聴した。さだまさしの「償い」という歌が流れて、永島敏行が出て来るサスペンスタッチのドラマ風。飲酒運転で人を死なせてしまった人と家族の行く末、被害者の家族の生活が重々しく描かれていた。

　私はお酒が飲めないので飲酒運転はまずないと思うが、ちょっと体調がおかしいくらいでも運転するのは避けたいと思った。