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　朝から学校へ用事があって行って来て、ためにためたアイロンがけをやったりしていると、おばあちゃんが、
「障子貼るんなら手伝うよ。」
と、言うので、急いでアイロンを終わらせ、障子をはがしにかかった。障子の桟の裏側から霧吹きで湿らせてから、ゆっくり端から巻取るようにはがす。

　我が家の障子、娘が生まれてからは、破かれては困ると３倍強い障子紙というのを使っているので、破けずに数年経った。貼ってあると気付かないが、はがしてみると真っ黒け。おばあちゃんはベランダで障子の桟のほこりを拭き取ってくれたので、私ははがすのが終わると、貼る作業に移った。

　いつも刷毛で糊を塗って貼っていたのだが、糊の容器の説明書を見ると、そのチューブのまま障子の桟に糊を塗るらしい。うまくいくのかと半信半疑でやってみると、まっすぐ塗れるではないか。ただ、ずっと塗り続けていると、余分な糊が周りに付いてくるので、時々雑巾で拭かないといけない。

　二階の和室の障子４枚は2時間程で貼り終えた。大掃除も少しずつやるしかない。


我が家で貼った3倍の強さの紙では、指で突いたくらいでは穴は開かず、尖ったものでも思いきりぶつけないと破れない。子どものいる家にはお薦め。


私が使ったのは、糊の絞り口の両側にもっと大きなガイドが付いていた。これもガイド付きなので、桟にそってまっすぐ糊が付けられるらしい。