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　友人Nさんに誘われて、廃油せっけんを作りに行った。廃油せっけんは以前にそのNさんから頂いたことがあって、使っているのだが、娘の上履きの汚れがよく落ちる。今度はそれを作ってみようってんで、家の揚げ物をした後の油を持って行った。

　きれいに洗って乾燥させた牛乳パックに計った水を入れ、分量の苛性ソーダを入れて菜ばしでかき混ぜてよく溶かす。そのとき何やら気体が発生するし（水素？）、熱を持つので、メガネとマスクを付け、手には軍手服は暑いのに長袖を着て外で地味に作業。

　苛性ソーダをよくかき混ぜて５分ほどしたら、油を少しずつ注いでかき混ぜる。最初はミルクティーのような色でサラサラしているのに、ずっとかき混ぜているとトロミが付いてくるし、色もキャラメルのような感じ。30分ほどかき混ぜたら、油臭さを消すためのエッセンシャルオイルを少々入れて混ぜて放置。　

　トロミがついてくれば、子どもが近づいても気をつけていれば危険はない。子どもたちも気になってしかたなかったらしく、ある程度固まってきたところを見せてあげた。１時間ほど置いたものは傾けてもこぼれないほど固まっていた。

　この後は牛乳パックの口をガムテープなどで貼って密封して１日ぐらい置いてから、固まったようであればパックを壊してはがし中身のせっけんを切るらしい。それからさらに日の当たらない風通しの良い場所で６週間以上熟成させて完成。

　できあがるのが楽しみだー♪　また秋口にもやろうねってことだが、意外に揚げ物をしない家庭が多く、人数で割ったら廃油の量が足りないので、今度は近所のお蕎麦屋さんにでも頼んで廃油をもらいに行こうかなどと考えている。