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　先々週、飼育ケースに入れて毎日えりちょが世話をしていたザリガニを、大きな水槽に移して砂利や水草を入れ、ろ過装置も入れて水換えの回数を減らすことにした。と、言うのも、実家に一週間ほど行くのに、おじいちゃんやおばあちゃんでは、餌やり以外のザリガニの世話は無理だろうと考えたからだ。

　ろ過装置を入れたとはいえ、夏場なので水の汚れは早い。先週、実家へ行く前の日に、新しい水草をいっぱい買ったときに、石巻貝も３個買ってきてザリガニの水槽に入れた。石巻貝は水槽のお掃除屋さんなのだ。これで安心して実家へ旅立ったのだった。


　そして昨日帰ってきて、夜、えりちょがザリガニに餌をやっている時に、
「何コレ？！　水草の上でちっちゃいのが動いてる！」
と言うので、目を凝らして見てみたら、小さな巻貝の赤ちゃんが動いている。見ると６個くらいはいただろうか。
「もしかして、石巻貝の赤ちゃん？　でも、石巻貝は水槽の中では繁殖しないっていうのを、ちゃんと調べてから買ってきたんだよ。」
と、私が言った。

　そして検索・・・。どうやら、水草にサカマキガイかモノアラガイの卵がくっついてきたらしい。これらの貝はスネイルと呼ばれて、繁殖すると水槽の邪魔者になるらしい。調べると駆除方法がいっぱい出てきた。

　えーっ？！　でも可愛いじゃん。巻貝だから水槽の掃除してくれるんでしょ？　ウチではそのまま飼ってみる事にした。恐らくザリガニに見つかって食べられちゃうだろうから、そんなに繁殖するとも思えないし。


ウチの石巻貝は黒いけど、こんなきれいな模様だと数倍可愛い。石巻貝は水槽のガラスに張り付いて口をパクパクさせている姿が可愛い。