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2008年10月23日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
 娘のベッドの上にはぬいぐるみがいっぱい並んでいる。その中には私が作ったものも幾つか混じっている。ぬいぐるみは可愛がられていると顔が変わってくる。買ったものももちろん。いつも傍に置いたり撫でたりするうちに可愛くなってくるのだ。

 それは娘のぬいぐるみに限ったことではない。娘が生まれる前に勤めていたぬいぐるみの会社で、数年前に商品として売られていたぬいぐるみが、ボロボロの姿で送られてくることがたまにあった。送り主の子どもがずっと気に入っているぬいぐるみだったり、本人が可愛がっているぬいぐるみが、ボロボロになったので修理して欲しいというものだった。

 そういうぬいぐるみは決まって、姿はボロボロなのに顔はすごく可愛いのだ。出荷した当時の顔とは全然違っている。いかに可愛がられ大事にされたぬいぐるみかは、顔を見ればすぐにわかる。反対に店に並ぶ前に不良箇所が見つかって返品されてくるぬいぐるみには、そういう可愛さは全くない。

 娘のベッドに並んでいるぬいぐるみは、どれも新しかった頃よりも数段可愛くなっている。娘本人も私が作ったネズミのぬいぐるみを
「最初はあんまり可愛いとは思わなかったのに、一緒に遊んでいるうちに可愛い顔になってきたんだよ。」
と言っていた。主観も入っているかもしれないけれど、私が見てもやはり顔が違ってきている。

 ぬいぐるみに限らず人形も同じだと思うけれど、持ち主が可愛がれば、たとえ変なキャラのぬいぐるみでもどんどん可愛い顔になっていくのだろう。不思議なことだけれど、本当の話。





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最終更新日  2008年10月23日 23時21分33秒
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