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　友人親子に誘われ、家から車で30分くらいのところに新しくできたショッピングモールに映画館もあるっていうので、今日は家から程近い映画館ではなくそちらへ行くことになった。先月末にオープンしたばかりだし土曜日だし、今日観る映画も人気があるらしいし、混むだろうなって思ったら、予想に反してガラガラ。400人以上入れる劇場に20人以下って。

　席はど真ん中がとれて、しかもシートの背もたれが高く、肘掛もちゃんと両側に確保できて、ゆったりした座り心地。今まで座ったどの映画館のシートよりも快適。それもそのはず、パリ・オペラ座のシートと同じシートなんだそうで。そんなシートなら寝ちゃいそうじゃないかって思ったが。

　観た映画は娘の観たがっていた「ウォーリー」。正直言うと全く期待していなかったんだけど、ウォーリーってなんかE.T.に似てるし、700年も一人ぼっちでゴミを片付けているなんてちょっと寂しすぎるって思ってたけど、実際はそうでもなかった。
　けれど、地球がゴミだらけになって住みにくくなったから、ゴミはロボットに片付けさせて、その間自分たちは宇宙へ逃げるなんて、そんな無責任な人間にはなりたくないなって思った。
　宇宙で生活している人間も、長い間にすっかり歩かなくなり、ホバーチェアっていう、浮かび上がって移動する椅子に座ったまま。誰もが太っている。それも怖い。

　ネタバレすると観る楽しみが減るので、書かないけれど、サントラがオールディーズなので、親子で観てもいいし祖父母と孫で観ても楽しめる映画になっていると思う。私的にはルイ・アームストロングの歌う「人生は薔薇色」が好き。