失敗とインナーチャイルド
オレンジレッスンという本を(ハッピー&サクセスストーリー)を読み、自分が失敗したとき・・・を思い出してみた。それが、世間的にはどんなに小さいことでも、自分では無かった事のように扱ってみたりしていたことに気づいた。そのことを思い出すとき、自分のなかで、どうしてあんなことしちゃったんだろうね!とか、私だけが悪いんじゃないなどと早口でまくし立てるように言い訳していた。その度に胃の辺りから胸にかけてズキーンと苦しくなった。それが、ちょっとしたことでも、何年経っても思い出し、そのように言い訳しては胃から胸にかけて苦しくなるパターンがつい先程まで続いていた。私の嫌いな人のパターンで、迷惑をかけられて、そのことを指摘すると、早口でそのことに対する言い訳をまくし立て、こちら側には有無も言わせずに次の話題へと移す人だ。思えば、こんな人は私の周りに沢山いた。先程気づいたよ。鏡だったって。あまりにもこのような人が多いから、もしかして鏡かな・・・と思ったことがあったけど、絶対に認めたくなかった。では、どうしたらいいの?この胃から胸にかけてのズキーンと重いのは一体何???天使さんにきいてみた。 まず、あなたの気持ちが非常に辛くなるんですね?言い訳に走ったり、見ないふりをすることで自分自身を欺き傷つける形になるものです。あなたは人に迷惑をかけようとしてやったわけではなかった。そして、鏡の人たちも同様、あなたに対して迷惑をかけるつもりは毛頭なかった。日本人は皆、「人に迷惑をかけるな」と教えられています。まず、この時点で、自分は人としてわかっている範囲で罪を犯したとあなたの心は判断したのです。そして、もうひとつの心が「私はそんな大きな罪を犯していないよ、今更もがいてもどうしようもないよ」と言い聞かせるのですが、どうも心の底からは納得していない。そして年月が経ってもまるで昨日のことの様に思い出しては払拭する。そして、似たようなパターンの鏡が目の前で展開するのです。実はこのような罪悪感が(一見小さなことのようですが)積み重なり、あなたが前へ進もうとするのを阻んでしまっています。これは足元にある落とし穴のようなもので、きちんと取り組まないと同様なことや、考えが次々とやってきては気持ちを重くするのです。「神との対話」でもありましたね。罪悪感と不安、恐怖感があなたの幸せを邪魔するのです。人によってはもっと大きい罪悪感もあります。では、どのようにしたらこのような罪悪感から開放されるのかと申しますと、実は、あなたの中にあるインナーチャイルド(内なる子供)の心を見つめるのです。外界のこと(他人)のことは見ないでよろしい。あなたはそのことについて考え、苦しい思いをしている。その心の痛みを味わうのです。あなたはそれをせずに味わうどころか、見ないように自分に言い訳を繰り返してきました。どうですか?あなたのインナーチャイルドは小さく縮こまり、孤独に耐え、しゃがみこんで泣くのをじっとこらえています。「わたしはわるいことをしてしまった」と。あなたはその子に何をしてあげたいですか?(そばに行って抱きしめてあげたいです)そのインナーチャイルドに対し、「あの時は仕方がなかった」「どうしてあんなことをしたんだろうね」という突き放すような言葉は一切要りません。先程も申しましたが、あなた方には、「過ちは犯してはならない。人に迷惑をかけることは大罪である」というルールがあります。小さい頃よく言われて育った方も多いと思います。小さな子供が失敗したら、責めますか?大人でも同じです。人は日々新しい毎日を過ごします。そこで失敗して自分を責め続けますか?(ああ、恥ずかしい・・・も含む)責めたところで何も生まれないのです。大切なことは自分の間違いを認め、(罪としてではなく)もうこうゆう間違いはしないようにしようね。と自分に言い聞かし、学習することなのです。あなたの場合、学習はしたのですが、恥ずかしい、人にどう思われたんだろう・・・という思いを自分にぶつけてきたために、その度にインナーチャイルドは傷つき、小さくなって孤独に耐えていたのです。インナーチャイルドをやさしく抱きしめてあげると、インナーチャイルドは「エッ!?いいの?」と、もう苦しまずに済むのです。そうなると、インナーチャイルドはニコニコして、進んで物事を吸収し、元気に前に進もうとします。すると、あなたのハートはニコニコします。 夕べ、オレンジレッスンで、同じような内容の文を読んだけれど、全く頭に入らず、途中眠くなって寝てしまった。でも、こうして天使に噛み砕いて教えられるとやっとわかった!失敗しても、自分を責めるのではなく、失敗を活かすということ。自分と常に仲良くすることで道は開けるとわかりました。