エゴを見極め、直感を信じる
先日、親しい友人についている天使に、彼女へのメッセージが あるかどうか聞いてみた。 彼女は直感が優れているが、どうしても自分で自分のことが 信用できないらしく、私と一緒のときは自分のことが 信頼できるらしいが、一人になると 「あれは偶然。悲しいけど、自分は違う・・・」 みたいな考えに支配されてしまうという。 こればかりは、私がどんなに励ましても 頭では理解できるが、本心からは無理らしい。 私から見て彼女はとても直感がある。 人の本心も見抜く。 性格的にも私に似ているのだが、 自分に自信が無いのだ。 そして、本来はもっと積極的である人のはずなのに、 人目を気にして、もっと前に出たいのに、もっといろんなもの を見たいのに躊躇して、結局は黙っている。 私は彼女の事も、前回の日記に書いた人の思いがわかってしま う「エンパシー」だと思っている。 しかし、彼女は自分がそうなのか、まだ完全に思えないらしい。 呼び出すと、彼女の天使が来た。 天使のメッセージを聞くときは、いつも声だけだが、今回は珍しく姿を見せてくれた。 長いドレスの美しい女性の天使だった。 ☆ 文中に出てくる「エゴ」とは、自分に自信を持とうとする とき、嬉しいとき、悲しいときに自分の中でささやきかけ、 「こんな事しても無駄」など、自分を陥れる自分の中のもうひ とりの自分です。 ◎ あなたは実際の現実の人物ではなく、 自分の中の意地悪な視点を架空の人物に当てはめ、 「多くの人(世間)はそのように思うはずだ」と決め付け、 本当は思うように見て周り、いろいろ知りたい自分の足止めを しているのです。 わかりましたか? この架空の人物の正体は、「エゴ」なんですよ。 あなたはエゴの見方と、実際の人物から受け取る(キャッチする)情報を混乱してとっているのです。 本当に実際に自分が得た情報と、エゴの情報を見極めるという ことを「恐れ」からおろそかにしているのです。 はっきり言いましょう。 あなたは確実に相手から情報を得ています。 しかし、そのすぐあとに実に巧妙にエゴが入り込み、あなたの 得た真の情報を混乱させているのです。 エゴを切り離すには、自分の直感を信じることです。 何が何でも信じることです。 信じようとして半信半疑で信じて当たらないと エゴは「ほら、みたことか!」と 叫びます。 その(当たらなかった)実績を見せ付けて、あなたを 自分を信頼することから必死で遠ざけました。 では、なぜエゴはそこまでするのか。 そもそもエゴとは何なのか。 それは、エゴとは恐れが作り出すものだからです。 恐れがあるから、もっともらしいことをあなたに言い聞かすの です。 エゴが出てきたとき、自分には何が恐れなのかを、良く観察してみてください。 エゴの数だけ恐れがあります。 エゴは悪者のみに捉えられることがありますが、 実はそうではなく、 自分を守ろうとする働きがあるのです。 小さな幼子にエゴはありませんね? 親が守ってくれるから。 エゴは守るという観点から「疑う」ということもするのです。 変化するということは、 ある種危険も伴うと思っているため エゴは頑張って守るために変化させないようにするのです。 ある時期はいいですが、いつまでもそのやり方では じれったくなり、窮屈になるときが必ず来ます。 そのときは、恐れよりも冒険心のほうが高くて エゴの入り込む隙がありません。それは、恐れが無いからです。 このメカニズムを知ることで、 あなたはより整理されます。 整理されると、いらないものが無くなり、 見通しがスッキリしますよ。 ☆ この天使から友人へ当てたメッセージは、 実際にはもっと長いのですが、個人的な部分は載せませんでした。 なので、ちょっと読みづらいとは思いますが、 エゴについてちょっとでも知ったらいいかなぁと思って 友人に了解を得て載せました(*^∀^*)