心が映し出された現実★自分を苦しめるものは幻だった
自分の心の中が、外側に映し出される・・・ 本当にそうなんだと実感している。今年に入ってからの私は特に、内観をしている。 『何がしたい?』 『何が知りたい?』この質問に対する答えは、 『自分が知りたい』 『もっともっと、自分を探求したい』これに尽きる。外に向かう頻度よりも、日常の自分を観察する機会がグッと増えた。以前のように忙しく動き回らなくなったから、些細なことでも気が付くようになった。以前は動きすぎて、よく頭痛になった。気を使いすぎて、緊張して・・・。今はゆっくり。マイペースそんな中、日常で当たり前だと思っていた『違和感』に目を向けることが出来た。夫が仕事から帰ってきて、床に就くまでの時間。会話。じっくりと思い返してみた。まず、体がどのように反応しているのかを見た。わずかではあるが、自分のモードが緊張している。何故?なんとなく、背中と胸に板を押し付けられたような圧迫感。私が大好きなことを話せないという我慢。部屋は散らかっていないだろうか。夫がTVを見ているときに話しかけたら、嫌がるかも・・・つい調子に乗って話し過ぎたら、うるさそうな顔。こうしていつも、私はどこか自分を殺して?相手に合わせている自分。もっともっと見つめた。すると、男は女の常に上・・・みたいな、平等とはいえない枠。これを基に夫は私を見てる。私に対して、満足行かない様子。でも、彼なりに我慢して?頑張ってくれている。こんな感じのものを、私は長い間無意識に感じながら生活していたんだね。ここまでわかると、次は自分自身を見た。驚くことに、私の心の中も、外側の現実と同じような構造になっていた。私の心の中に、自分が好きな精神世界だったり心理学だったりスピリチュアルだったり天使や神などがいる。これは私が大好きなものだし、本来の自分自身でもある。そして、それらを『そんなのは駄目だ!非現実的だ!』とする、現実主義者の塊のような存在が私を非難する。かつては『現実主義者・アンチスピリチュアル』が幅を利かせていた。この頃の私は苦しかった。人目を極端に気にしていた。しかし、自分の心ととことん向き合い、心理学等を勉強していくと自分のなかの不思議な感覚や、感じたものが『根拠の無いもの』ではなくなってきた。自分の中の『根拠は無いが感じるもの』が『根拠のあるもの』になり納得の上で自分の中で明るみに出て行くと当然のように、『現実主義者・アンチスピリチュアル』が小さくなっていく。でも、『現実主義者・アンチスピリチュアル』も黙っていない。欠点を見つけては容赦なく突っ込んでくる。そして自分で自分を責めて落ち込んだけどそれさえもじっくりと見つめて解析していくと『根拠の無いもの』ではなくなる。自分の感じたものを信頼できるようになったら毎日が楽しい。誰かに頼らなくても良くなる。すると、外側の現実でも同じような現象が起こる。よく見ていくと、現実世界での『アンチスピリチュアル』は夫だった。私の心の中の『アンチスピリチュアル』がどんどん居場所をなくして騒ぎ出すのと現実は似ている。いや、同じだ。これまでは話しても、「そんなまた、夢みたいな非現実的な事を言って・・・」と攻撃されたり、呆れられていたけど、そのことに対する納得のいく説明もできるようになった。そして、わかったことがある。心の中で私の本来の姿を『根拠の無いもの、非現実的』だとして叫んでいた『アンチスピリチュアル』存在。現実的なことを並べ立て屈服させようとしていたけどそれこそが実は『根拠無きもの』だった。一体、私は何に恐れをなしていたんだろう。何に怖がっていたんだろう。私の心の中と、現実はリンクしている。これから現実も変わるだろうな。これまで夫は嫌な役をやってくれていたのね。