過去も、これでよかったんだね
今日は何故か10代の頃の当時の友だちが頭から離れない(笑)何でこんなに昔のことを思い出すんだろう。何をやっても離れない。10代の頃のある女友達のことが。。。これもまた、何か意味があるのかな。ノートを出して思いつくことを気が済むまで色々書いた。沢山書くと、今度はメッセージが来た。その友人のことは大好きだった。その友人は、小さなことでもいつも気にして、人目を気にして、目立たない服装で、目立たないようになるべく発言しない。それでも服のセンスは抜群だったし、彼女の趣味も魅力的だった。私は彼女が大好きで(もちろん変な意味ではない笑)いつも電話したり側にいた。今思うとウザかっただろうなと思うほどに(笑)しつこいと自分で分かっていても、抑制が効かなかったあの頃の私とってもセンスがあって魅力的なのに自分に自信がないその友人は、周りの人によって自分の魅力に気が付くようになっていった。付き合う人も増え、心なしかどんどん態度が変わっていく。いつも発言に気を付けていた控えめだった友人は、次第に見下してバカにするような態度が多くなっていった。新しい仲間と共にバカにするような態度が頻繁になっていった。私はショックだった。それでも、また以前のように戻ってくれるならと思って待った。ある日、友人が怪我をした。私は役に立てたらと思い、私の大切にしているものを友人に貸したら、友人はそれをボロボロに使っていた。もう使えないほどに。。。そして、それを返してくれるときも「はい」とボンと渡すだけ。以前の友人はどこに行ってしまったんだろう。前は小さなことでも真剣に悩んでいたし、もっと心が純粋で綺麗だった。敏感な友人には私の気持ちも分かっていたはずだと思う。生活はどんどん派手になり、異性との関係も激しくなった友人。それでも、いろんなことで自分を出せずに苦しんでいた時に比べ、友人の心は楽になっているようだった。気持ちが楽になっている・・・これが私にはとても羨ましいことだったけれど、やり方には共感できなかった。次第に私の中からその友人に対する大好きな気持ちがなくなっていった。あなたは早く『楽』になりたがっていた。早く劣等感から抜け出したかった。誰かに何もしていないのにバカにされることから抜け出したかった。しかし、抜ける方法が分からない、というより、楽になった人のやり方は汚く感じた。人としての大切なものを落としていくやり方に疑問を感じた。楽になった彼女は、何かどんどん汚れていくように見え、あなたから見ると魅力が失せてきていた。あなたはどうなりたかったのでしょう?そう。バカにされたくなかったのですね。そのために一生懸命にがんばりました。しかし、何かが足りない。・・・結果として人からバカにされる。しかし、バカにする人を見てください。彼らには人に見せられない劣等感があります。それを感じたくないのです。だからこそ、あなたの弱い部分を見つけてはバカにする。あなたに、標的を自分自身から移しているのです。だからこそあなたはキツイのです。苦しいのです。本当は彼らこそが自分の苦しみと対峙するべきで、そして克服していくべきなのですが、それをしない。それは辛いから。それよりも、自分が見たくない劣等感よりも、あなたのものを見てバカにするほうが一時的に自分の苦しみから解放される。自分が上に立ったような錯覚さえ覚える。あなたは何度もこのような経験を積んできました。数え切れないくらいに・・・あなたはその度に自分と向き合った。他の人は見たがらない自分の恥や劣等感と向き合い、その都度答えを出してきました。それは今でも変わらない事実です。よくみれば、バカにする人はほんの一部で他はそんなことをしない人がほとんどでしたが、あなたには悪く言ったりバカにする人の言葉のほうが大きく聞こえたのです。あなたはそこから逃げることなく、今日までも進んできたのです。おめでとうございます。ノートの最後の部分で、「おめでとうございます」で締めくくられたメッセージ。ちょっと驚いた。私は、自分の劣等感から解放されたかった。どうやったら自分が楽になれるのかいつも模索していた。10代の頃の友人のように、解放されたかった。いまだに開放されていない自分がもどかしかったけれど、このメッセージで、これでよかったんだ!と初めて思えました。嬉しかったデス。