感情を言語化する
例えば。すごく嫌なことがあって、すごく悩んで、悩んで悩んで・・・結果として「よし!ちゃんと言おう!」と決意して、相手にそのことを言うとします。で、思いの丈を相手にちゃんと話し、気持ちも何もかもスッキリ。となったとします。この次にやってくる現象。。。『私、すごく大したことないことで悩んでいたんじゃないかな、あんな風に決心までして相手に言うことじゃなかったんじゃないかな』 と自分を疑い出す現象。これに何度悩んできたかわからない。これね。その問題が解決する前は感情が苦しかったんですよ。だからこそ、すごく悩んだ。自分の自由を害されている感じがしたし、これがなくなれば、これさえ解決したら・・・と悩んで悩んで、いや、ぐちぐち悩んでても仕方がない!と意を決して言うことをまとめて相手に言う。すると、スッキリ!するんですが、これ、アゲの特徴でしょう。いつまでも引きずらないんですよ。スッキリした瞬間、過去のものとなる。で、「あれ?私何で悩んでたっけ???」 となる。で、職場でもなんでもいいのですが、その当人と会うと、あれ?めっちゃ気まずい。自分は相手に言うことで解決してスッキリして過去のことになっているんですが、言われた相手はそうでななく・・・。苦情を言われたことで恨みを抱いているケースもあるし、悶々としているんですね。そんな時、襲ってくるのが罪悪感です。もう過去のことになっているので、大したことがないことで悩んでいた様な気がするんです。これね、なんでこんなことが起こるのかと言うと、「感情」を蔑ろにしているからだと思うんですよ。なので、大変だった時、悩んでいた時に、自分はどう感じていたのか、何が嫌で、どんな思いをして、どんな感情だったのかを忘れてしまうんです。あと、相手にこれをやめてほしい!と訴えに行く時なども、「〜〜をやめてください。不快です」と訴えるのですが、相手(サゲ)は「大したことがない」と捉えようとする傾向があるんですね。誰だって被害者や悪人になりたくないので、相手が間違っている、思い違いをしている、もしくは、「あの人(アゲ)は神経質すぎる人だから」と捉えられるんです。アゲは特にそうだと思います。なので、どんなに意を決して相手に苦情を言ったとしても、相手がこちらをその様に捉えていると、色眼鏡で見られ続けるんですね。サゲは特に、自分を守りますので。なので。案外蔑ろにされがちな「感情」を、ちゃんと言語化する必要があると思うんです。*私は〜〜さんに〜〜〜をされるのがすごく不快で、それをされるたびに胸が苦しくなって嫌だった。*私は〜〜〜さんに〜〜〜な対応をされることで、孤独感が増して、〜〜〜な発言をされるたびに、すごく「自分は大したことがない人間」と言われている感じがして、悲しく、嫌な思いをした。と、こんな感じで相手の言動と、それによって自分はどんな感情を抱いたのか、と言うことを言葉によって明確にする必要性があるんですね。これをしないと、相手が意図的に嫌なことをしていても、流れの中でなんとなくそうなって、結果としてそうあなたは思ったのかもしれないけど、まあ、あなたは神経質だからね。なーんて言われかねない。これがサゲの常套手段なのですが。アゲがサゲにされる嫌がらせや攻撃って、誰が聞いてもひどくて嫌なものが多いんです。大体はサゲが意図的にやっているものが多いんですね。で、アゲは敏感なので、瞬時にこの意図に気づくんですが、それをうまく言語化することながなく、うやむやになってしまう。それに加え、アゲは、事態が治まったり、過去のことのなってしまうと、どんなに酷いことをされても、それが大したことのない様に自分でも思ってしまうんです。そして引きずらないんですよね。それでも引きずると言う場合は、よほど酷いことをされたからなんです。でも、相手(サゲ)は認めない。どんなに意図的に酷いことをしても、アゲの捉えすぎ、考えすぎと言う方向に持って行こうとします。私は何度これに引っかかってきたか。なので、感じたことを明確に言葉にするんです。そうすることで、いざ攻撃をしてきた相手と対峙することがあっても、「あれ?私何に怒って苦しんでいたんだっけ?」とならないんですね。地に足がついていない様なグラグラにならないんです。ちゃんと感情を言葉にしていることで、それが自分の芯になるんです。*の様に、明確に言葉にしていることで、その感情を覚えていなくても、ちゃんと説明できるし、いつのまにか「大したことがないことで大騒ぎした情けない自分」と言うレッテルを自分自身に貼り付けることがなくなるんですね。まぁ、そう思わせるのはサゲの常套手段で、散々その経験をアゲがしているので、自分の感じる感情を蔑ろにするアゲの人が多いんです。負けないでくださいね。大概のアゲがサゲにされる攻撃は、サゲだったら耐えるに忍びないやり方なんです。それなのに、大したことがない様に最終的に持っていかれることがなんと多いか。この辺はたくさん経験してきた私なので、文章でもなんでもすごく気を使ってるし、証拠はちゃんと持つ様にしているんですね。これくらいしっかりすると、攻撃を受けづらくなります。なぜなら、自分自身を守る自信と、芯がガッチリ入るから。隙がなくなって、攻撃しようにも相手は怯むんです。酷いことをする相手の言動など、しっかり覚えて、それに対してどう感じたのか、それをちゃんと言語化していれば大丈夫。なので、いちいち過去の辛かった「感情」を思い出しては、「あの人にこうされた!」と二重の辛さや悲しみの感情をを感じるより、何をされて、自分はどう感じたのか、ということを明確に言語化するだけで、かなり違うと思います。感情を思い出すのではなく、感情を言語化したものを頭に入れておくこれですね。