身近な人のコンプレックスを丸っと肩代わりさせられる
子供の頃から私の中にずーっとあったのに言語化できなくて、先程わかったもの。 それは、その人が可哀想になって、受け入れてしまうというもの。そして受け入れた後、とんでもない目に遭ってしまい、しれっと横に居座られて盗まれたり、攻撃されたり、悪口を言われたりするんです。 ですが、その人のことを恨めない、憎めない、むしろ可哀想に思ってしまうんですね。 なので、何年経ってもその人からコードを繋がれ続けたり、失礼をされるんですが、怒れない。 この場合、【その人の嫌なものを受け入れてしまうコード】が繋がれております。 この場合のコードを繋ぐ理由でもある契約書は「お前が変なんだ」というもの。 ここから見る思い込み・心の傷は 「私は人付き合いを円滑にできない」 となり、「その人が可哀想になって受け入れてしまう負けコンプレックス」が入っておりました。 この説明ですが、例えば、実は集団でうまくいかなくていつも集団の中で一番下にされてしまう人がいます。そんな人が不憫で可哀想になって手を差し伸べると、喜んで手を繋いできます。 そしてしばらくすると、その人が豹変し、アイデアを平気で盗みに来たり、真似したり、「集団のなかでお前が一番下だ!」とこちらにしてくるものです。 このコードと負けコンプレックスを入れられているので、その人に対して怒れなくて、なんか可哀想で、受け入れ続けるんですね。 向こうはこちらを舐めてはいるものの、こちらの様子を見ながらよいしょしたり、急に蔑み出したり、と忙しいです。 この様な人は、大抵の場合集団(サゲの)のなかで一番下になりがちで、そうならない様に必死なわけです。なのでこの傷や負けコンプレックスのあるアゲを見つけると、途端に集団のなかで一番下にして自分の代わりにサンドバックにさせるのです。すると、その人は途端に友人や仲間が増え出し、仲間内に重宝されます。その横でアゲはなぜかコテンパンにされ、その人や集団に蔑みの表情をされ、とことん馬鹿にされます。 とっても情けない話ですが、そうなんですよね。うまく言語化できなくてここまで来たんですが。ずっとこれでした。 私の場合、過去の話になりますが、集団のトップとは堂々とやりあえるんですが、下っ端の人には舐められるということを繰り返しており、別に集団に入りたいわけでもないのに、集団に駆り出されて、その様な目に遭うということがものすごくあったし、いつの間にか気づいたら集団の中で一番下にさせられて、「こいつは下だから何をしてもいい」とされてきたんですね。 こんな感じのコードを繋ぐ人の場合、コードを繋ぐ頻度はものすごいです。 それだけその人が惨めな思いを日々しているということなのでしょう。必死にアゲにコードを繋いでエネルギーを補給するのです。すると、アゲのエネルギーを吸ったサゲは強力になるのでサゲたちの中で可愛がられたり、人気者になるんです。 離れてもしょっちゅう繋がれるので、嫌になるんですが、面白いことに上は気付けとばかりに似た様な人を次々とと用意しては私にコードを繋がせます。促しですね。 明らかに下っ端という感じの人にしつこく嫌がらせを受けるのは、これだったのかー!というものですね。 しかも、私の場合この負けコンプレックスを小さい頃に入れられているので、自分は誰ともうまくできない人間なんだ、と思い込んでおりましたし。(実際はちゃんと円滑にできるのに) 虐められているから=アゲ、というわけでもないのに、きっとそうかも!なんて期待して手を差し伸べて食われて、集団の下っ端にされて、集団に睨まれて・・・を繰り返し、負けコンプレックスを入れられることで、これは目立つレッテルになるので、そこを刺激される。 なので下っ端の様な人付き合いがうまくできない人のレッテルがあるから、サゲはそこに反応して「友達たくさんいるアピール」をこちらにしてきた・・・といった具合でしょうか。 自分は人付き合いができなくて落ちこぼれだと思い込んでいるから、余計に相手の気持ちがわかって、相手に同情をして、どんなに舐められた態度を取られても、可哀想で完全に切れない、怒れない。 相手と自分が重なって見ていてその人がすごく痛くて、可哀想で、結局相手の方を優先してしまい、舐められて攻撃され続けるんです。 相手に対して思い切り怒れないのが辛い、というものです。 面白いもので、負けコンプレックスを入れられたアゲの場合、こんな立場で嫌われ者という立場にされつつも、どこかで「こんなのは自分じゃないんだよなぁ・・・おかしいなあ・・・」と思うんです。 根拠はない様に感じるんですが、でも、これは自分じゃない、とうすらぼんやりとどこかで思いながらも病んでいるというか。 この場合、負けコンプレックスのケースがすごく多いです。 お陰様で、負けコンプレックスの重要性についてたくさん描いてきたのが伝わっている様で、お問い合わせをたくさんいただいております。 アゲで負けコンプレックスがある人はピン!とくる様です。 おかしいなぁ・・・こんなの自分じゃないはずなんだけど・・・と思いつつ、誰かの代わりにそれをさせられている感じがしてならないもの。 よくあるのが、身近な人のコンプレックスをまるっと肩代わりさせられるとか。私が長年それでした。 ある日の朝食。