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テーマ:洋楽(3398)
カテゴリ:音楽 music
THE WINKS - Twilights The Winks are カナダ、モントリオールのThe Winksの新作Twilights、間違いなくThe Winksサウンド。 Tyr Jami : Cello and Vocals Todd Macdonald : Mandolin, Vocals and Sampling Soren Brothers : Analogue Synth, Melodica and Vocals Joshua Zubot : Drums and Percussion ドリーミーインディポップのようで、アヴァンギャルドパンクでもあるような。 正直、掴みどころがないような、そんな感じすらある。 Stereolab、The High LlamasやYo La Tengoのようでもあり(The Winksのマイスペのトップフレンドにはmouse on marsがあるし)、ノルウェーのEinar Strayのようでもあり、ドリーミーポップなsebadohとでも言えば近いかなぁ?フォークロック的な部分にはYoung fresh fellowsなんかもちょっぴり感じるし。 アコースティックで綺麗なメロディーを聴いているうちに、その周りに広がる少しゆがめられたような音たちに気がつき、 さらに聴くうちに、The Winksのアヴァンギャルドポップな部分に引込まれてる。 「可愛らしい混沌」、なんじゃそりゃ~?って自分で書いていて思うけれど、他にどう表現すればいいのやら。 観た人も多そうな映画で言えば「チャーリーとチョコレート工場」のポップなのにダークで怪しげな感じとか言えばわかり易いかな?あ、でも映画には全然関係ないし、しかも、全くもって別の感じ。あくまでもいろんな面が同時に感じられるってこと。 確信犯でポップとダークが混ざった感じ。 でも、それが、別々の物を混ぜて形にしたんじゃなくて、The Winksのスタイルを作ったらそうだったっていう。 曲調は明るいのに、不思議なくらいダークな感じを受けると同時に、その全く逆の印象も感じちゃう。 表と裏が別々にあるんじゃなくて同時同所存在してて、それなのに表と裏に分かれてるんだよ。 別の言い方をするなら、まるで電子軌道だ。 覚えてるかな?中学くらいまでは原子核の周りにぐるりと電子の軌道が描かれたモデルを習うけど、高校になると、実は電子軌道というのは電子が存在する範囲を表わしていて、どこに電子が居るかはわからないって習ったの。その範囲の中のどこかに居るって。 原子をThe Winksとすれば原子核がメンバーでそれぞれの電子軌道がアルバム・曲で、電子が音そのもの。 アルバム1曲目のWildlife of The DesertからすでにThe Winksワールド。 この曲のPVも素晴らしいので、ぜひ見て欲しい。 4:18 WILDLIFE of the DESERT by The Winks ちなみにこの曲は名古屋のindiepopレーベルabcdefg*recordのmerci magazine vol.3の付属コンピCDにも収められている。 http://indiepop.jp/?pid=20161188 The WinksのマイスペではFree mp3もダウンロードできるので是非是非チェックしてみてください! http://www.myspace.com/winks お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
August 28, 2010 01:38:22 PM
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