サルも木から落ちる。
今日の天気は晴れ。午後は風が強くなって、少し寒かったかな。晴れてはいたけど、すっきりした天気ではなかった。一日もやもや。そんなわけで、これだってこともありません。で、今日の写真は、シトロエン・エグザンティア2.0のエンジンです。なぜって、ここからは、昨日、書かなかった話。昨日は、またまたロメオ屋さんに行きました。ベルリーナの様子を見に行ったんじゃないんです。 実はこの前、タイヤ交換後にロメオ屋さんに戻り小整備をしてもらいました。 少しガソリン臭が室内でして気になったからです。 原因はキャブレターのねじが一本緩んでいたからでした。 以前、同じ症状が出た個体があったのですぐに判明しました。 その時です、緩んだねじをポロッと......。 そのねじを探すのに、歯科医の使うような棒の先についた鏡で、 キャブの下、裏側とあちらこちらを探しました。 5分ほど探してようやく見つかり、二人でほっと安堵。 ねじを締めて、作業完了。 ボンネットを閉めて、僕は帰宅しました。 そして、昨日の夕方のことでした。ロメオ屋さんから電話で、「ねじを探す時に使ったミラーが見当たらないんだ。最後に使ったのは、あの時だから......。」「わかりました、帰って見てみますね。」大急ぎで自宅に戻り、33のボンネットを開けたら、なんと!ラジエターの上のフレーム部分に、まるで、付属部品のように例のミラーが。チョット待てよ、ロメオ屋さんから自宅まで30分はかかる。田舎の30分はかなりの距離。しかも、お気に入りの33とくればスピードの方もついつい。右へ左へハンドリングも楽しんじゃう。それでも落ちなかったのは奇跡と言っても良いくらい。道具がないのは作業をするのにはとっても不便だろうから、その足でそのままロメオ屋さんに行ってきたというわけなんです。その時、整備で入っていたのがエグザンっだった。シトロエンのハイドロサスは素晴らしい!!素晴らしく滑らかなのに、路面状況のインフォメーションはしっかり伝えてくれる。横に乗っていたら、まず眠ってしまうだろうな。もし、もう一台車を増やせるなら、シトロエンは選択肢の筆頭にある一台だ。こいつで高速道路を流していたら何処まででも行けそうな気がする。ちなみに、普段はロメオ屋さんは作業が終わると、指差し確認で置き忘れ、閉め忘れがないかチェックする。そういえばあの時は、指差ししていなかったかも。ちょっとしたことで、普段どれだけ注意していることでもうっかりは生じる。サルも木から落ちるだなぁとしみじみ思いました。今日は尼崎の事故から一年。自分の身の回りにも小さな見落とし、思い込みなどいっぱいあります。命を乗せているのだという意識をもってもらいたいという言葉の重み、本当に噛みしめてもらいたいと思います。僕は被害者でもなんでもありませんが、あの時の映像は今でも忘れられません。