2007年、大晦日に思うこと。
いよいよ2007年も終わる。2007年、世界中で未だにテロや内戦、宗教戦争が終わることなく続いている。僕の誕生日である27日には暗殺なんていうことまで起きた。僕自身は無宗教だ。神様、信じるも信じないも、それはその人の気持ちだと思う。僕には日本国籍である日本人だという以上の民族感情はないから、民族紛争も、理解できない。でも、こだわりを持つことは好いことだと思う。僕はクリスマスになるとよくテレビやラヂオから聴こえてくる歌で、クリスマスソングではない歌があると思う。ジョン・レノンのHappy Christmas (War is Over)がそれだ。あの歌は、クリスマスを祝う歌うものではないと思う。彼の意思はカッコの中にこめられている。War is overこの一文の重さ、強い願い、これ以上に、この歌の訴えたいものは無いと思う。ちょっと、高校の頃に習った英語の授業を思い出して欲しい。普通、名詞の前には数を表すa,anなどがつくか、冠詞Theがつくはずだ。固有名詞や数えられないものはもちろん別だけれど。そしてそれ以外では神様GODは特別と習うよね。気がついたと思う、Warには何もついていない。固有名詞でもなく、数えられないものでもないWarにだ。これこそ、あえてeveryやallを使わず全ての、過去、現在、未来、全てのWarを指しているという意志を感じませんか?そしてisという動詞の形。過去や現在、そして未来のwarまでも今終わる、いま止められるんだという意志ではありませんか?over、warは止められたのでもなく、終わらせられたのでもなく、終わるという状態であるということ。これはこの歌のコーラス、war is over,if you want itのif you want itに繋がっている。あなたが望めば、warは「終わっている状態」になると言っているんだ。とっても短い一文だけど、本当に強い強い願い、意思が込められた歌であると思う。年末が近づくたび、いつも気になっていた。みんなクリスマスを祝うためにこの歌を聴いているのかなって。いよいよ後少しで年越しだ。来年、すこしでもwarがなくなることを願っている。来年も僕は平和ボケな人間でいられたら幸せだ。