M君、クジラは魚じゃないよ!
久しぶりに職場のM君に問題を出してみました。 僕 「クジラとサメってどちらが魚?」 M君 「えっとー、サメです。」珍しく、即答せずに一拍おいた! 僕 「じゃあ、クジラとイルカだったら、どちらが魚?」これにはいつものように即答してくれましたよ。 M君 「クジラです!」彼は問題自体の間違いに気が付かないどころか、自分の答えに矛盾していることすら気が付かない。ちなみに、クジラとイルカの違いは大きさなんですよ。イルカより大きければクジラ。クジラより小さければイルカ。うん?それじゃわからないじゃん!ごめんなさい、一番小さいクジラも一番大きいイルカも忘れちゃいました。海に生息するイルカより、河に生息するイルカの方が原始的といわれています。魚が陸に上がるために両生類になり、さらに陸地に適応して爬虫類となり、さらに鳥類や哺乳類へと進化を続けていくうちに、また水中生活に戻っていったものがイルカ達。まず河へと適応した河イルカ達がさらに海へと生活の場を移して進化を続けたんでしょうね。魚の中でサメは軟骨魚類という原始的な種類とされます。普段食べたりするサンマ、アジ、サケなどや、ペットでおなじみの金魚や鯉などは硬骨魚類。河豚は、かなり魚としては進化型なんですよ!脊索動物(ナメクジウオ、ホヤなど)→無顎類(ヤツメウナギ、メクラウナギなど)→→軟骨魚類→硬骨魚類というふうに進化したといわれます。でも、一番大きな魚はジンベイザメだし、最強なのも恐らくサメでしょうね。だから、進化というのはどちらが劣っているということではないんです。どれだけ、その生活環境に適応したかという結果に過ぎない。種の多様化はとても大事なことです。だから独占禁止法は大事なんです!ちょっと違うか......。M君のために、お魚のお話をしてしまった今日1日でした。