我が家のシャウラ
我が家のシャウラは1995.1.8生まれの雌のアメショ-。シャウラという名前は天球儀でさそり座の尻尾にある小さな星の名前をもらった。今,私は彼女の名前を借りている。彼女が我が家に来たのは彼女が生後4ヶ月の時。あれから11年と3ヶ月。彼女はとても人見知りで家から出ようとしなかった。人に抱かれるのも嫌がる。それでも自分から私達に撫でろと言わんばかりに近づいてくる。私がうつになってひとりで横になっていた時、彼女も私のすぐ近くで横になっていた。時折気が向くと、布団にのってきて私に撫でろと言った。私は彼女から随分癒しをもらった。彼女は11歳になった今、年齢のせいか、口臭が酷くなっている。そして彼女自身が臭くなってきた。シャンプ-をしても、すぐ臭くなる。口臭の酷い舌でグル-ミングしているから。私は気がつくとこの臭いは彼女が死ぬまでの辛抱と思っていた。彼女が甘えて近づいて来たとき、私は、彼女を鬱陶しいと思ったことは何度もあった。私は苛ついていた時、彼女を殺そうとも思った。可哀想な彼女。こんな家に来て。こんな私と一緒で。。。