おかあさんはおもしろい

なんと、幼稚園の冬の「ママ達による音楽会」で
ピアノ伴奏をすることになりました。
誰も申し出てくれなくて、
音楽部さんに、もう、できないかもしれません～～～と
泣きつかれてしまって・・

正直、ピアノは習っていただけだし、
誰かやれよ～～出来る人いるやろ～～
そういう、自分の技能を社会に還元しようという教育を
音大でもやってくれよ～～～と。
かなり、ムッとしていましたが、
まあ、もう最後だし、恥のかき納めと言うことで
「簡単なのなら」と引き受けました。

何と、一曲はあの「旅立ちの日に」
幼稚園でこれを歌うの？と思いましたが・・・。

幼稚園ママにはそんなになじみの無い曲かもしれませんが
（まさか、自分の卒業式で歌った人はいないよね～～～）これから、小学校、中学校と絶対に出逢うに決まっている曲です。
音楽部さんの選曲ですし、いいですよ。と、大人になって引き受けました。

家に帰って、息子のボロボロの合唱曲集を借りて
弾いてみましたが・・・

え？何で自分の弾いたイントロでワタシはウルウルしているのだ？

この曲は、去年も、一昨年も、卒業式の最後で歌った曲だ。
そのころは、もううちの娘も、そして去年出た「彼」も、
ボロボロ泣いていた時の曲だ。

段の、どこにいたかも思い出せる。

「意味もない諍いに
泣いたあのとき」の２番の歌詞にまた涙が出てくる。

何だかぐちゃぐちゃの息子達も
「心通う」時が来るのだろうか？？

弾きながら歌うと、声の震えるワタシ。

こんな事で、出来るのか？