おかあさんはおもしろい

私たちが留守にしている間、
娘と娘の彼が一緒にリビングで勉強していた。
（勿論、ワタシが許可をしたからよ。黙ってきてたわけじゃないよ）

帰ってきて、二人の会話を聞いてびっくり。

教科書・ノートがなくなる。
というのだ。

それも出来る子の物から。

娘の学年ではもう最近３冊無くなったという。

「え～そんな話あんた全然しないねえ。」
「だって、ワタシのは無くならないもの」
・・・・喜べばいいのか？

彼の学校でも、しょっちゅうあるという。
出来る子のノート、書き込みをした教科書が無くなるので、
先生が「持って歩け」と言うらしい。

娘の学校も彼の学校も
難関校で、中高一貫校だ。
どちらも、高校から入ったため、
中では「外部生」と呼ばれている立場だ。

彼が、結構喋ってくれる。
彼の学校をウチの息子が志望していることも勿論知っている。

「ホンマ、変なヤツ多いですよ。ウチの学校。
勉強できるか知らんけど、人としておかしいでって感じです。」

・・・・今更そんなこと言われても～～～

二人で、
「中学の時の方が、ずっとみんなマトモやったって言うか、
普通やったよね。」

「え～!、だって、サボる子とか、変な格好する子とか、
いろいろおったでしょう？」
「そういうのは居ましたけど、なんか、それは別にわかるというか、
普通やけど、なんか、ほんまにおかしいんです。
話通じへんって言うか、訳わからへんていうか・・・。」

二人とも、必死で勉強して、超の付く難関校に入って、
でも、学校としてはやっぱり公立の方が何となく居心地が良くて、
それで卒業して２年近く経った今でも続いているのかな？

授業などはそれなりにレベルも高いとは思うし、
高校生になって「ウチの学校最高です～」とかいうのも
あんまり無いのかなと思いますが。

でも、教科書が無くなるのは
と言うかはっきり言って取られるのは
とっても陰湿で、イヤ～な感じのしたワタシでした。