テーマ:漢詩(唐詩)に親しもう!(46)
カテゴリ:農業,園芸
久し振りの本格的なに野菜も潤ったであろうか、中国の詩人杜甫は「春夜雨ヲ喜ブ」と題して
好雨知時節 よい雨は降るべき時節(グッドタイミング)を知っているのだという その時節がやっとやって来た、この春からまとまった降雨はなくて畑作には心配であったがやっと、やれやれである 古来中国では五風十雨といって五日に一度風が吹き十日に一度雨が降るのが植物に最適なんだという(転じて豊作の条件なのだ) 水稲についてはわが国は治山治水事業が完備しているからよっぽどの干ばつがない限り水不測は考えられない。 しかし、畑作は別問題である。 適当に降雨でないと土地によっては乾燥、地割れが発生し根が寸断される現象が起きてくる。 化学肥料に頼りすぎると土壌が弾力性を失って保水力を失う、有機栽培法はフカフカの土壌作りなんだそうだ。 要するに水はけが良く保水力があるといった一見矛盾しているようであるがそういった融通の利く土作り運動が最近叫ばれるようになってきた。 良い作物を作るには良い土作りから始める。有機農法というやつである。 良い土で育てた野菜には病害虫に対して抵抗力があるということを最近聞いた まさか とは思ったがどうもウソでもないらしいのだ。 春先から「蔬菜作り講習会」のメンバーになって 色々とその筋からの講座を聞きながら勉強中であるが効果が現れるてくるのはズッと後になってからだから気の長いことである。 そんなことよりまず、終日の降雨に大喜びした一日であった お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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