カテゴリ:農業,園芸
水稲の消毒時期は大別して原則的に1回目の消毒は出穂前5日前、2回目は出穂後7日としてある。
ことしは7月の高温で予想以上に出穂してしまい大慌てでJAアグリ(JAの委託会社)が第1回目を行った。いつも見る光景である。 少々風があっても強烈な主翼のプロペラで水和剤を吹き付けるから飛散の心配はないがあまり風が吹くと今度は**百万円するヘリを墜落させでもしたら採算が合わない。 作業者は2人でラジコンへり操縦者と対岸監視者が無線機で交信しながら能率よく実施している。 詳細は不明だが想像するに1回の補薬液で5反~10反(1町)を散布するのではないかと思える。 <作業中>前方はラジコンコントローラーです この消毒はカメムシ退治、いもち病、紋枯病という稲の2つの病気の大敵予防である。 もしもこの病気が付いたらたちどころに周囲に飛び火して大きな減収となり大事な作業である。 10年ほど前は家族でナイヤガラホースで散布したものだが少々負担が高くなってもこれに限る。 だんだん自家噴霧からラジコンヘリ委託になってきた。 ところがである、他人様がこのような消毒を実施されるので「我家は未実施」のお宅が出てきだした。 理由は自分の水田からは病気、カメムシが発生しないと豪語し「自宅米は無農薬栽培です」とうそぶく連中が出てきて問題となっている。 「だれが自分の水田で発生しないと断言できるのか!」 要するに、「人のフンドシで相撲をする輩がいる」のは腹立たしいかぎりである 予防注射は全員が協力してこそ効果があるのだということを忘れてはならない お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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