テーマ:夏休み工作(5)
カテゴリ:アマチュア無線
また猛暑がぶり返したようですね・・・・・
児童文化センタが小学校を通じて「夏休みを利用してラジオを作ろう」と呼びかけたらたちまち32人満員御礼となったことは先のBLOGで書きました。 飛び入りもあって慌てましたが教材の予備品があったのでとなった。 この主旨は「電波というものがいかに我々の生活に密着しているかを知り、公共の電波の規則を守って運用して行こう」ということにある そこまで理解してもらうにはまだまだ若すぎるがラジオを作って電波を聞いてみようということだ わざわざそんな物まで作らなくても安価でお店で販売しているといってしまえばそれまでの事だが・・・ しかし、未来ある子供たちにとっては トランジスタ、コンデンサ、抵抗、コイルとはどのような物でどんな働きをするのかを少しでも覚えてハンダ鏝を使いながら組み立てていくところに意義がある訳だ。 はやる心を落ち着かせ先ずは「電波君を探そう」というDVD 15分の視聴 出席者に部品セットが配布され講師の先生の指導で製作する回路、部品の説明に入る。 子供たちの眼は輝いている テーブルに分れアシスタントの先生が1テーブルに2人づつ配置し待ちに待った組み立てに入ることとなった。 ちなみに鉛入り半田の融点は180度前後はんだ鏝の温度は200℃以上で火傷の危険性も教えておきました。 生徒たちの眼差しは真剣そのもの無駄話は聞こえない、「悪戦苦闘」のイメージはない 基盤に部品を取り付けていくうちにだんだんと狭まって来るので周辺の部品にハンダが触れないように要注意だ! ※上手なハンダの付け方 部品の足(先端部分)を予め開けてある差込穴に入れてハンダ鏝で2,3秒温めてそこに糸ハンダを持って行くとハンダが溶けてその部分を包むので即ハンダ鏝をその面から放しフッーと息を吹きつける(冷却させるためである)ヒートストッパーについては省略 ダイヤルを廻すとラジオの放送がガンガンと耳元に入ってくる。思わずニッコリでこの顔がなんとも愛らしい。 <高校野球かな?> たかがラジオ然れどもラジオ、こういう事から物事は出発するのだ。 前途ある子供たちが是非とも物づくりに興味をもってその道を歩んで欲しいものだと期待したい。 付き添いの父母の方は少しも手も口も出さず教室の片隅でわが子の奮闘振りを終始見学なさっておられたその忍耐力にも感謝申し上げたい 本日は全員が完成できてラジオが聞こえて満足であったようだ このような企画を「春休みにもやって欲しい」という要望も出てきているのはうれしい悲鳴である お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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