テーマ:ざれごと(4)
カテゴリ:自由欄
何回か隠岐のお話を致しました、読んでいただいて嬉しく思います。
今日は「その後の隠岐」としてUPしたかったのですが、2年間の赴任期間でヒヤリハットの死亡事故を見聞致しました。 誰にでもありそうな事象ですのでご紹介して今後の安全教育に役立てて戴きたいとPCに向かっています 最初に申し上げておきますが私たちは当事者ではありません無線局の近場まで飛行場建設工事が行われておったのを時折、見物したぐらいです。 さて、話は昔に帰ります、東京オリンピック頃のお話です 隠岐に空港を・・・の念願が叶い突貫工事で昭和41年完成となりました。 その死亡事故はある戯言から起こったのです 「休憩時間だ、休もうよ」という事で木陰で何人かの作業員さんは一服されておりました とはいえ一応ケリを付けようとされたA作業員さんはブルトーザーを一心に運転中でした。 早く自分も休もうと彼も必死に機械を操作中でした事だろうと思います ところが運悪く休憩中の中へノロノロと大蛇(青大将)が出てきたのだそうです。 それを捕らえたB作業員さんは目の前で作業中のAさんを驚かせてやろうと運転席めがけてドタッ!と放り込んだのです ビックリしたAさんはその恐怖から大声を発した瞬間、両腕のハンドルは開放となってそのままバランスを失ってブルドーザーと一緒に谷底へ・・・・・即死状態でした Bさんは業務上過失の罪となってしまいました(殺意があったのではないかとも調査がありました) ちょっとからかってやれ、というイタズラがもたらした最悪の事態を引き起こしたのです 40年前の話では済まないようですね。 事情は異なりますがこれに似た所作は時々経験することですね。 申し上げたい事は「高所作業中、危険作業中ではけっしてこのような戯言(ざれごと)はやってはならない」という事なのです どうか工事作業の皆さん決して冗談とはいえ一生懸命で没頭している同僚を驚かせるような事を決してなさりませぬよう・・・ 安全作業に徹して欲しいと思うのです 隠岐島には毎日ジェット便が就航しています。 あの悪夢を覚えている人が何人いらっしゃることでしょうか お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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