カテゴリ:ふるさとわが町
我々の自治会は34戸である。
防災委員会を組織して毎年2回 定期的に防災訓練を実施してきている。 忘れもしない2000年10月6日 午後1時25分 M7.2の大地震がわが鳥取県を襲ったいわゆる「鳥取県西部地震」だ これ以来行政の支援により各自治会では防災組織が結成された。 組織した自治会は「支度金を出すが2年目からは自主組織でやれ」ということだったが「上手い話には裏がある」とは思わない。 私が自治会長をしてた時だったので即刻組織化を図って現在に至っている。 その後行政も積極的な組織には防災用道具、工具、機械を購入してやるということになりありがたいことだ 自分自身の事ゆえ、農繁期も完全に終えたこの季節に今年は「消火訓練」「炊き出し訓練」を行った。 最近の訓練用消火器は水が入っていて粉末が出てこない、あくまでも訓練なのだ、だから持参された12本の消火器は総て使用してしまった 紙面の都合上詳しくは書けないが 1.「みかん用ダンボール」の中に厚めの空きビニール袋が入っていて底部に使い捨てカイロのような発熱体を満遍なく敷く 2.さらに厚めのビニール袋に白米を決められた線まで入れ、規定の線まで水を入れる 3. 2を1の中に入れこの隙間に水を入れると化学反応が起きて熱湯状態となる 4. 両方のビニールを硬く縛って15分すると不思議や不思議「山菜炊込みご飯」の出来上がりであった ※白米は一度煮立ったものを乾燥させてあるのだそうだ というわけで始めて火を使用しないご飯を皆さんで戴きました。 この材料は行政から総て提供されたものであったので我々何も「手いらず」であった。 こうした訓練は繰り返して毎年行うことだ、一度や二度ではすぐ忘れてしまう その証拠に私も現役では毎年この訓練を行ってきたがいまだに人前で手本を示すような事は出来ない、まことに恥ずかしいことだ こうして半日で防災訓練を終えた、「継続は力だ」昨年は「心肺蘇生法」の講習であった マンネリといわれようと継続は力だこの防災訓練は将来も継続したいと思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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