カテゴリ:自由欄
河川愛護モニターになって半年が過ぎました。半年になったので「打ち合わせ会」が催されました
事務所は河川の下流の堤防の上に建てられており、暖かいとはいえ川風が吹き上げてさすがに師走の風は寒かった(といっても屋外で打合せをしたわけではありません) 河川管理事務所から5人の担当とモニター4人との懇談でした 複数のモニターでご一緒の河川PTなら相談しながら楽しく巡回出来るのだがなにせ一人でやってきたのでモニタの皆さんは横の連絡網がなく暗中模索で皆さんどんなレポートを毎月提出されておられるのやら興味がありました モニター側からの質問が多数出されました、レポート内容そのものよりも 1・ **で工事中であるが何の工事ですか? 2・ **の水門はどのような役目をしているのですか? 3・ 日野川の源流は何処からですか? 4・ 1,2級河川の管轄、維持管理はどこが行うのか? といった意見が多く、勉強会的な要素が多かったようです 当局として我々に望むことは「人と河川のかかわりについてレポートを期待しています」ということだった どういうことかと問えば「巡回PT区域でどんな人が何処で何をされていたのか」ということらしい 突っ込んでお話を聞けばもっと、もっと川とのかかわりを持って川を利用して欲しいということらしい 河川とは飲料水、工業用水の水源となるのは勿論、大雨での水害防止、水田用水の安定確保、ダムの効用等 多面的な重要が役割を持っているのだが、それだけでは勿体無い、もっと人と川との付き合いを持って欲しいということであった。 その目的で河川敷のスポーツ広場等の建設なんかはその例であろうか 昭和30年以前は台風襲来で必ずといっていいほど堤防決壊で苦い経験を持つ我が国は国家の総力を挙げて治山治水事業に取り組んだ、河川改修、堤防改修、ダムの建設等がこれに充る 河川の川幅が拡幅されて洪水、堤防決壊が激減したのは歓迎すべきことだけど河川敷で植物、雑草、雑木が生茂りジャングル化しているのは問題であるという事も提言しておいた これにはどうも上流のダムの堰止めで洪水調整がなされているがゆえにこのようになってしまったかと思えば、この日野川の場合は全流水の1/10の貯水量しかないのだそうだ。だから一概にダムのせいでもなさそうである かといって年間降水量はここ数十年変化がないらしい なかなか不明なことも多く川が蘇っても生物が棲めない環境であるということも知った次第であった。 ※ 日野川河川事務所HP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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