テーマ:お正月風景(1)
カテゴリ:ふるさとわが町
早いもので元旦から1週間が瞬く間に過ぎて日没が何となく遅くなってきた感じがするこの頃である。
私たちの集落30数戸は南面が丘陵地帯となっているために日照時間が平野部に比べ1時間弱少ない 陽が陰ると屋敷周りが急に寒くなる現象が3月初旬くらいまで続きます 毎日自宅待機では、たまらんと昼食を済ませ無線機材を積んで丘陵地に出かけてみました お陽さまは南方にあり眩しいくらいの陽光である 見渡す限り周囲は水田地帯、その真ん中を広域農道が走っていてたまにが通る程度でありいかにも長閑な田舎の風景である さすがに冬とあって季節風は冷たい、寒風を浴びながら子供の頃は凧揚げに興じたものであるが子供どころか人一人すらいないのだ いない筈である、少子高齢化時代でこの30戸に小学生がたったの3人なのである 一体この先どうなって行くのやら嘆かわしいことである 10分一人の割りであろうか「ウォーキング」をされる大人に出会うのみだ 淋しさを紛らそうと空地を探しアンテナを張りいつものアマチュア無線で全国に向けて一声発声するが誰も応答がない 如何なる時でも交信出来るかといえばそうではない、空間状況(コンディション)が良くないとさっぱり電波が飛ばないのである。 電離層による時々刻々の変化によるものと思われるのであるが、時間も待てば開けてくることもあって車の中で日向ぼっこしながら好機を伺うこと1時間、やっと通信可能となった。 なにか「魚釣り」に似ているなあ・・・・ でも、毎日がそんなことでもなく、冬場の北半球はこんな状態がしばしばであるが、冬至もはや過ぎたので日一日と状況は好転する事だろう お日様も既に南西に傾く頃、機材を片付け車を走らせヒンヤリとする我が家に帰宅したしだいである 田舎はまだまだお正月気分なのであります お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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