カテゴリ:自由欄
田植えも終わって1週間が来ようとしています。
苗が活着したこの頃に「水田除草剤」を散布します。 田植後、水管理だけをしただけでは田圃中雑草(水草)が繁茂し肥料を取られてしまい収穫は激減することとなります ※除草剤が開発されていなかった昭和30年代は専ら人力で土用の暑い最中「田の草取り」と称して四つんばいになって除草作業に専念したものでした。 この除草剤の開発により「農村の寿命は10年延びた」とまで言われました 除草剤の散布方法はいくつかあります 1.反当たり原液800mlの乳剤を代掻き後に転々と散布する方法 2.除草剤原液給水マットを代掻き後数箇所に投げ込む 3.粒状の除草剤1kg/反を動力噴霧器で畦道から散布する方法 いずれにしても除草剤の開発は稲作の「革命」でした。 昨日約100アール(1町)の水田に除草剤散布しました これによって3ケ月間は除草効果が維持されて稲そのものにはなんの悪影響がありません。 <除草剤散布中> 但しこの除草剤を散布したら「約1週間は補水、排水はしないで下さい」という事だからたまったものではありません。 田圃の底はコンクリートではありません 地下浸透は仕方のないことです、それに蒸発作用は如何ともし難いのですのでその分だけは補水せねばなりません。 要はこの期間中に土肌を露出させないということなのです。 それなら連続入水させれば良いのではないかという事になりますがその分だけ効果が薄くなる欠点があって何度も圃場に行っては水管理を徹底することにしています。 単純なことなんですがこれを怠らないようここ4,5日の水管理に気をくばっています。 どうか、大雨が降らないようにと祈るだけです。 これが終われば後は成長を楽しみに見守っているといっても過言ではないようです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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