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<ホーランエンヤ観戦記>ホーランエンヤとは
12年毎に催されている日本三大船神事の一つ「ホーランエンヤ」の最後を飾る還御祭が昨日(24日)、松江市の大橋川を中心として開かれ、娘の嫁ぎ先の両親の招待で出かけてきました 約100隻の船行列が、唄と踊りを披露しながらの豪華絢爛大絵巻です。 ですから神木の争奪、早さ競争、仮装の競争といった勝敗(優劣)を決する類の祭りではありません。 還御祭とは、城山稲荷神社(松江市殿町)の神霊を阿太加夜(あだかや)神社(東出雲町)に安置し、7日間に渡って五穀豊穣(ほうじょう)を祈願した後、大橋川をさかのぼって(宍道湖方面)神霊を城山稲荷神社に戻す祭りをいいます 東出雲町の意宇川で午前9時30分から、櫂伝馬船(かいでんません)を繰り出し5地区(※)が船上で踊りを披露した後、神霊を載せた神輿船などの船団が松江城付近の城山稲荷神社に向けて出発します ※5地区とは 大海(おおみ)崎地区、太井地区、馬潟地区、福富地区、矢田地区 なんといってもメインは大橋川(川幅200m)に4本かかる大橋(これによって3エリアのロケーションが出来ますね)の1つ1つのエリア・・・ で豪華に製作された祭り船「櫂伝馬船」5艘が繰り広げられる「唄と踊り」です。 両岸、両橋に沿って大きな円弧を描きながら時計方法に5艘が3回もこの宴を披露してくれます(1エリアの演技時間60分) 私たち5人は(女房、娘、娘の嫁ぎ先の松江の両親)第3エリアの一角に陣取り、お父さんの脚立の用意もよろしく見晴らしは絶好です 周囲を見ると人の山で大観衆に埋まっています(報道によると18万人) 生憎と小雨模様でしたが第3エリアでは雨も遠慮したようです 第2エリアでの演技を終えお馴染み「松江大橋」を潜りいよいよ第3エリアにやって来ました 待ってました「イヨッ! 日本一」<大海崎地区> <目前を通過>余裕タップリですね <矢田地区>長丁場だので交代で務めます <福富地区>演技開始です・・・がんばれ <馬潟地区>艶やかな舞姿です <威風堂々と見得を切る歌舞伎姿の剣櫂> <艪でなやめかしく身をくねらす女装の艶姿> <御神体を引く------弾き船>茶色の社がそれです <大井地区>「松江大橋」でUターンでこちらにやって来ます <祭りは最高潮に>向こう岸にも見えますね 山陰で育ち勤務しながら名称は以前から知ってはいたが他県のことと関心がなかったが山陰にも全国に誇れる空前絶後の一大絵巻を見て大いに無知を恥じた次第でありました <感動しました>良かったよ!だんだん、だんだんねぇ 上陸後は午後4時から松江城二の丸米蔵跡で、それぞれ踊りを披露し、祭りの幕を閉じました。 追記:次回は12年後の西暦2021年(平成33年)です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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