カテゴリ:気象、天文
昨日は日食で関係者の方はフィーバー気味だったようですね。
まして日本での46年振りの皆既帯が鹿児島、トカラ列島、奄美大島北部を通過するということで国内の何処でも食分50%以上だったようですから随分前から期待されていたのですね 早朝の空は梅雨前線の影響で本土は曇りだらけ、わずかに日本海側が雲がない状態でした 部分日食は珍しいことには違いがありませんがそんなに驚くことではないと数回の経験で味わっています、フイルムカメラで何回か撮影しておりますが今では何処にいったのやら・・・です さて、当地は早朝から快晴とまではいかなかったもののまずまずの空模様でした。いつも山陰は天体ショーでは雲に阻まれ苦い経験ばかりだったので「しめた!」と思いました。 10年振りに130mm赤道儀反射望遠鏡をSETしかかったのですが(部分日食に望遠鏡は不要です、何故ならコロナ、プロミネンスが皆既帯でないので撮れないのです、が今年になって黒点が無いという事でしたので実際観測してやろうと思ったのです) 欠け始め10分経過後から雲行きが怪しくなり期間終了まで黒雲が立ち込みその間からチラッ、チラッと数秒薄汚い太陽が見えるだけで全く興ざめで「見事な天体ショウ」とはお世辞でもいえません 「見込み無し」と判断してTVで見させて戴きました 朝は喜ばせておいて本番はパーだなんて皮肉ですね・・・・終わって1時間後には太陽は丸く輝いていました 悪いのは太陽ではなく雲なんです JMAで事前調査しておいてこれなら大丈夫と思ったのですが、またぞろ裏切られました <余談ですが> 天文用語で晴天率、シーイング、光害・・というのがあります。 山陰は四季を通じて晴天率の悪い地域です(それで山陰というのでしょうね)晩秋から初冬頃が一番良い時期ではないかと思います。 色々な天文現象が事前予告されても長年の経験でまず納得したことは少ししかありません。 ヘールポップ、百武、ハレー各彗星はまずまずでした。 なぜかというとこの彗星は時間的ポイントではないのです、その現象が数日間続くということで助かっているのです。 15年くらい前だったでしょうか? 「惑星一直線揃いぶみ」も楽しかったですね。 ああ、それと5,6年前の**座流星群(何座でしたっけ?) 子供も大きくなって同伴しない、冬の夜空は寒い、還暦も過ぎると眼も悪くなり・・・今では往時の赤道儀は休眠中のままで一度ミラーをコーティングしてもらわないとよい視界が得られません。 しっかり蓋をしてシリカゲルを詰め込んでおいてもカビには効果がないみたいです。 歳とともにだんだん望遠鏡(赤道儀)のセットも面倒くさくなり現在では気の向いた時に(シーイングが良い時)7×50mmの双眼鏡を三脚にセットして夜空の星空散歩で星野写真を撮るぐらいなごくありふれた天文ファンに落ちぶれてしまいました。 今日は別な題材を用意してPCに向かったのですが見事脱線してしまいました 最後までお付き合い有難うございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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