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8日から始まった稲刈りも1昨日終了した
今年の稲の熟具合がイマイチ停滞したようで例年より1週間も遅くなっていた。 原因は、今年の夏の天候不順の日照不足、熱帯夜の減少であったかに思える。 したがってその分だけ徒長して台風も来ないのにだんだん倒伏傾向になった こうなったら刈取りも厄介になる、穂の8割が黄色になれば「刈取り可能」であるという したがって茎がまだ青くてもそんなもの配慮する必要はないのだ。 朝から晴天であってもタップリと朝露が降り水に濡れた稲は「脱穀不可能」これが乾かなければ仕事にかかれないからじれったいことだ だから稲刈りといっても正午前から夕方6時くらいまでが実働時間というわけだ。 9日から取り掛かったが終了までの1週間に降雨2日(稲刈り休み) JAカントリーの定休日1日、孫の誕生と目出度い事も重なって14日に100アールの稲刈りが無事終了した。 孫が生まれれその世話もさることながら自宅米は乾燥、籾摺りまで自前でやってきたのだが今年は見送った。 本来ならば自家米で氏神さまにお参りしたかったのではあるが、止むおえないことだ。 これで米に関する今年のもう作業は終了してしまった。 出来高はイマイチのようであるが、害虫、病気らしきものは見当たらない。 品質は最高ではあるまいかと思う 大抵は2等米の判定であったが久しぶりの1等米を期待している。 昔なら、10月になってからの稲刈りだったのだが裏作の中止が稲作体系を変えてしまったのだ。 時代の変革とともに農産物の輸入、農業機械化(牛馬の廃止)により 田圃の裏作(レンゲ、菜種、麦)の作付けをしなくなったのだ。 ※この収穫期は5月となるため田植期は6月と相場は決まっていた。 そして農家の革命「圃場整備」が全国的に実施され作業能率の良い水田が造成されたのである。 ところが全てがうまくはいかないもので米の品質が低下しだしてきたのだ。 その原因は地球温暖化にあるというのが関係者の一致する意見である。 米の成熟期の8月に25度以上の気温が連続すると「乳白米」といって 玄米全体が乳白となって養分を含まない屑米となってしまうという。 そんな米は商品価値がゼロである。 「田植えをもっと遅くして10月の青空の下、稲刈りをしよう!」 というJAの呼びかけに同調する人はいない。 理由は少子高齢化、人不足で「5月の連休中で子供にしてもらわないと・・」 という農家も多い。 成長が早ければそれだけ病害虫、台風の被害を防げるし農薬も最小限で済ませる事が出来るではないか・・・等 ご意見が多く統一が出来ない! 「天高く馬肥ゆる」の候 移動性高気圧の青空の下、キーンと百舌がないて柿も色付き始めて・・・・ 気持ちよい汗を流した昭和3,40年頃の時代がサッーと駆け巡った ハギ、フジバカマ、マンジュシャゲも咲き出して彼岸ももうすぐだ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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