テーマ:★ものづくり★(5)
カテゴリ:ふるさとわが町
最近めっきり春めいて来ましたね、まだ2月下旬ですけれど・・・・・
朝はさすがに寒いのですが日中は陽光が眩しいくらいです まだまだ1,2度は寒波がやってくると思いますけでねえ・・・・ いつの間にか「福寿草」が咲いていました。 「ものづくり道場」連続して一気に書き上げようとしたのですがなかなか構想がまとまりません。 ★前回は手ノコを中心に書きました★ したがって本日は前回の補足となります。 1.ノコの金属の部分が台形をしているのは何故か? 2.握りに近いほうの刃は小さく、先になるほど刃は大きいのは何故か? 3.首の部分に丸いくぼみがあるのはどういうことか? 4.大きい刃(縦挽き)と小さい刃(横挽き)との刃の形状の違いは? 5.ノコの刃の上に縫い針が乗る? まず、教科書のコピーをご覧下さい、小さい字で恐縮です・・・ これでは読んでいただけませんね 自宅で撮影しました(カメラは壊れていませんでした) 確かに1、2のとおりになっていますね 1.形状が台形になっているのは、角度をつけることで、切り込み量が大きくなって引くだけで切れる 2.ノコの切り始めは摩擦があるため動きにくい(大きな力が必要)ので刃を小さくして切り込み量を少なくしている これが動き出すと、慣性力が働き動きが円滑となって刃を大きくし、切り込み量も大きくなる。 さて3.の首の部分の丸いくぼみです(赤印) 角が直角だと力が一箇所に集中して割れを起こしたりするが、角を丸くすることによって力が分散して割れを起きにくくしている。 4番は割愛(話が長くなりますので・・・)して5に挑戦してみました。 「種も仕掛けもありません」よほど不器用な人でないかぎり殆んどの方が出来るのではないかと思います、縫い針が刃の上に乗ったんです そして、このノコに角度をつけると(針が滑るようにする)何の抵抗もなく針がスッーと滑るんです ※横引きの刃は「アサリ」がつけてあり刃と刃が交互に1mm程度曲げてあるのですね(これがあさりというものです) このアサリを付けることによって刃の側面を素材に当てないように摩擦を小さくする。 またおがくずを左右に分ける働きをしているのだそうです こんな小さなノコにも先人の知恵と工夫が結集しているのですね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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